MHP3をPPSSPPで起動しないのを解決する手順

モンスターハンター・ポータブルサード
PSPのエミュレータ「PPSSPP」でモンスターハンターポータブル3rd(以下MHP3)を起動しようとすると、起動直後にエラーが発生して動作できない。

しかし、PPSSPP動作報告のサイト情報によると、

モンスターハンターポータブル 3rd:現状パッチ(オフ専で13種、オンライン含むなら15種)をPAUTHに入れる事で動作良好となる。フリーズする場合はファイル不足。0.9.8は動作が重いので回避推奨。

と、書いてある。

実際に動作確認してみたところ、少なくともオフラインでの動作は問題なかった。
オンラインのテストはしたことがないのでわかりません。

今回はこれを解説しようと思います。
これはあくまでもエミュレータの完成度を図るための動作テストである。

ちなみに今回の解説はWindows版で進めます。
Android版も基本的には同じ仕組みで行けるとは思いますが、その解説についてはまた日を改めてということで。

動作確認:昔PSPでプレイしたデータをロードしてみる

先に動作確認の結果をお伝えします。

私が昔PSPでプレイしていた頃のセーブデータがメモリースティックにそのまま残っていたので、それをPPSSPPで読み込んだところ普通にロードできた。
(下画像はクリックすると等倍表示しますが、解像度が高いぶん容量が大きいです)
PSPでプレイしたセーブデータ
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なつかしいですねえ。
XLink Kaiでも当時よくやったものです。
クエストも問題なく1080p画質で行けました。(ポリゴン部分だけ)

PPSSPPを使って解像度を上げると本来のPSPのグラフィックと比較してどれほど変わるかは、以下のページで画像比較と解説をしています。
PSPのエミュレータでMHP2GをHD画質でやってみる

PPSSPPのダウンロード

まずは以下のページからエミュレータ「PPSSPP」をダウンロード・インストールする。
http://www.ppsspp.org/

64bit版のWindowsの方はPPSSPPWindows64.exeを起動するみたいです。

MHP3のゲームソフトデータを用意する

PSPをiPhoneで言うところの脱獄、Androidで言うところのroot化のような状態にすることでゲームソフトのデータをメモリースティックに抜き出すことができます。

このあたりの説明をすると長くなるので、今回は省略します。

パッチを用意する

最大の難関はここだと思われます。
以下のサイトを参考にすると手に入れられる。
ここは待避所一丁目♪―PPSSPP の実力やいかに?!

パッチをPAUTHフォルダに全部放り込む

PPSSPPのフォルダの中に「memstick」というフォルダがあり、その中に「PAUTH」というフォルダがある。
ここにパッチをすべて放り込み、MHP3を起動すると問題なく動作します。

2015年12月20日追記:PPSSPPの設定に関しては「PSPのエミュレータ・PPSSPPの設定」のページを参考にどうぞ。