どのような検索キーワードで上位表示を狙うかのコツ

パソコン
私はこのブログとは別ドメインでWeb制作のサイトがある。
https://www.1-firststep.com/

一応、岡崎市という場所に住んでいるので「ホームページ制作 岡崎市」といった語句で検索をした場合にある程度良い順位になるようには作っており、現在2位にいる。
岡崎市ホームページ制作での検索順位
昔はもっと順位が悪かったのだが、Googleがアップデートをするに伴い、年々上がってきた。

一般の人から見ると、私のような事業内容の場合は上記の語句でどれだけ良い順位が出せるか?が重要であるように思うだろう。
しかし、現実にはそこまで重要ではないと私は思っています。(良いに越したことはないですが)
今回はその理由について説明します。

同じ検索語句でも人によって結果が変わってくる

まず基礎知識として最初に説明しておきますと、数年前にもこのブログで「同じ検索語句でも自分のパソコンと他人のパソコンで検索順位は違う」という内容を書いたように、同じ検索語句でもその結果の順位は人によって異なってきます。

具体的には、そのブラウザの履歴やCookieを基に、その人がよく見ているサイトは本来の順位よりも上位に表示されやすくなります。

また、IPアドレスなどからわかる大まかな場所によっても検索結果が変わってきます。
東京からの検索の場合は東京付近のサイトがより上位に表示されやすくなりますし、中部地方からの検索の場合はその地方のサイトが上位に表示されやすくなります。

このような機能のことを「パーソナライズド検索」と呼び、検索する人の利便性のためにこの機能が搭載されています。

パーソナライズド検索を無効にした純粋な順位を知りたい場合

このパーソナライズド検索の機能を無効にして純粋な検索順位を知りたい場合には、上記「同じ検索語句でも自分のパソコンと他人のパソコンで検索順位は違う」のページ内に書いたような「&pws=0」をURLの語尾に付けて検索する方法の他に、ブラウザのシークレットモードを使う方法もある。
ブラウザによってはシークレットモードのことをプライベートウインドウと呼ぶ場合もあるかもしれません。

シークレットモード(プライベートウインドウ)を使うと、履歴やCookieを参照されないため、それらによって順位が変わるのを防ぐことができます。
しかし、IPアドレスからわかる大まかな場所は防げないようです。
私はコミュファの光回線を使用していますが、コミュファは中部地方のプロバイダであるせいか、シークレットモードを使用して検索しても「愛知県名古屋市」からの検索とされてしまいます。
IPアドレスから場所を判別
先月・2015年12月まではGoogle検索では場所の設定をすることができましたが、その機能が廃止されてしまいました。
参考リンク:Google、検索ツールから場所設定の機能を廃止。SEOに困るので代替方法を2つ紹介。 | 海外SEO情報ブログ

そんなわけで、純粋な検索順位を調べることがやりにくくなった現在、もっとも簡単な方法はSEOチェキというサイトにある「検索上位サイトチェック」を使用するのが良いのではないでしょうか。
検索上位サイトチェックツール

今月に入ってから順位が落ちていた

今月・2016年1月に入ってから私のサイトの検索順位が落ちていることを数日前に偶然発見した。
上述のように本来は2位であったはずの検索語句で、18位ぐらいになっていた。
私も頻繁にチェックしているわけでもないので、いつから落ちたのかは不明である。

普段ほとんど更新をしていないサイトなのに、ここまで順位が変動するのはおかしい。と思って調べてみると、確かに1月10日前後にGoogleで大きな順位変動があったらしい。
参考リンク:大規模な順位変動がGoogleに発生、ペンギンアップデート4.0が実施されたのか? | 海外SEO情報ブログ

検索上位を狙いやすいキーワードから狙う

上記キーワードでの自分のサイトの順位が落ちたことを知り「バカな!」と思いましたが、実際のところ「ホームページ制作 岡崎市」というような語句で検索をするような人はほとんどいないので、順位が落ちたところで大きな影響はないのが事実である。

確かに、そのような語句で検索をする人は「お問い合わせに繋がりやすい優良な見込み客」と言えるでしょう。
しかしその反面、多くの同業他社もその語句での上位表示を狙っており、競争率としては少し激しい部分がある。

「検索する人がほぼいない語句なのに、競争率は高い」

そんな語句で上位表示を狙うより、

「検索する人がほどほどにいるのに、競争率が低い」

ところで上位表示を狙うほうが賢いし、他のサイトに順位を抜かれて落ちるような変動が少ない。
そのような語句で、かつ、自分の事業に関するテーマを書いたページを用意して上位表示させるのが、効率良く潜在客や見込み客を得るのにはベストだと思うわけです。

そして、そのように普段からアクセスのあるサイトであればGoogleからの評価もだんだん上がっていき、いずれは競争率の高い検索語句でも上位表示をしやすくなり、それによってさらにアクセスを得られることで評価もさらに上がる。という好循環に入れるのです。

追記:順位が落ちていた私のサイトですが、調べた結果落ちる要因が見つからなかったので特に対策をすることもなくそのまま放置していたら、数日後には戻っていました。
落ちる要因が見つからなければ、下手に対策するよりも放置に限ります。