拡張子の説明と表示させる設定のやり方

pencilcolor
昨日の記事で出てきた「拡張子」とは何かを説明しておこうと思う。
読みは「かくちょうし」だ。
こんな初歩的なことをいちいち説明させるななどという野暮なことはもちろん言うつもりはない。
それを言い出したらこのブログの存在意義が無くなってしまう。

MacやLinuxはどうだったか忘れてしまったが、Windowsの場合パソコン上のファイル名は、

****.txt

というような形式になっている。(****の部分はいろいろな名前)
つまり、ファイル名の後にコンマがあり、その後に3文字程度のアルファベットが続く。
これが「拡張子」である。

ファイルを開くソフトを拡張子によって振り分けている

基本的にはどのファイルにも拡張子は存在する。
例えば、Wordで作成されたファイルを開くと自動的にWordが起動し、画像ファイルを開こうとすると画像閲覧ソフトが自動的に開くのは、この拡張子によって起動するソフトをそれぞれ振り分けているからである。
これを「関連付け」と呼ぶ。

もしあなたのパソコン上で拡張子が表示されていないとしたら、それは拡張子を表示しない設定になっているからだ。
Windowsでは初期設定のままだと拡張子は表示しない設定になっている。

前述の「関連付け」の仕組みを理解するためにも拡張子は表示させたほうがいろいろと都合が良い場合が多いので、その設定の変更方法もここで説明しておこう。
今回はWindows7での説明になるがWindows XPでもだいたい同じ手順である。

拡張子を表示させるやり方解説

まずはデスクトップ左下にある「スタートメニュー」から「コントロールパネル」を開く。

次に「フォルダーオプション」を開くと以下の画像のような小さなウインドウが出てくる。
フォルダーオプションのウインドウ

ウインドウの中にはタブが3つあり、その中の「表示」タブの中に拡張子を表示するための項目がある。
フォルダーオプションの表示タブ
上の画像のように「登録されている拡張子は表示しない」という項目がそれだ。
初期設定ではこの項目にはチェックが入っているのでそれを外す。
あとはOKボタンを押してウインドウを閉じれば設定完了である。

これでファイル名の末尾に拡張子が表示されるようになる。