イオンモバイルのSIMはキングモバイルやGPPのSIMロック解除アダプタは使えるか?

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先日「イオンモバイルのSIMを購入したので通信速度をチェックしてみた」のページで書いたように、イオンモバイルのSIMを契約しました。

その際の通信速度のチェック端末はSIMフリーのNexus 5Xを使用していたのですが、今回はSIMロック解除アダプタを使用してiPhone4sで使用できるかを試してみようと思います。

過去に以下のページで書いているとおり、私はキングモバイルと日本gevey GPPのSIMロック解除アダプタを持っています。
今回は両方試してみます。

 

キングモバイルとGPPのSIMロック解除アダプタの比較

私が過去に使用した経験上では、キングモバイルのSIMロック解除アダプタは電池の減りがとても速いです。
そして公式サイトにも記載があるように、AX050の型番のSIMカードには対応していません

それに比べると、GPPのほうは電池の減りがとても少なく、AX050のSIMにも対応しているので完璧です。
今買うとしたら断然こっちのほうが良いです。

補足説明:当時私はDN050のSIMだったこともあり、キングモバイルのほうを先に購入しました。
その後プラン変更をした際にSIMカードが再発行されてAX050のものになってしまい、キングモバイルの解除アダプタが使用できなくなったので、GPPの解除アダプタを買いました。
そのような経緯があり、結果的に2種類の解除アダプタを所有しています。

イオンモバイルのSIMカードの型番

今回、私に届いたイオンモバイルのSIMの型番はGD040から始まるものでした。
型番GD040のSIMカード
補足:左上にある黄色のSIMロック解除アダプタがGPPのもの。黒色のがキングモバイルのものです。

さて、使ってみると・・・、
ドコモの電波
バッチリ使えてしまいます。
キングモバイル・GPPの両方とも問題なく使用できました。
型番がAX050ではなかったことがキングモバイルでも使用できた理由でしょう。

それに対し、GPPのSIMロック解除アダプタはAX050GD040の両方で使えることになり、無敵です。

設定としては以下のように「モバイルデータ通信」の中でAPNの設定をすればいいはずですが、
APNの設定
しかし私が実際にこのように打ち込んで設定してもなぜか電波をキャッチできなかったので(後日できました。パスワードの打ち間違いがあったのかもしれません)、イオンモバイル公式サイトからAPN構成プロファイルをダウンロードして設定しました。

解除アダプタを使用している関係上、ローミングはオンにしています。(オンにしないと電波を掴まない)
少なくとも日本国内で使用している限りでは、パケ死になることはないでしょう。
ローミング設定

「インターネット共有」の設定をすればテザリングも使用できます。
テザリングの設定

3G回線での通信速度

本日(木曜の夜20時46分)に計測したところ、下りの通信速度は4.58Mbpsでした。
イオンモバイルの3G通信速度
上りの通信速度はこのRBB SPEED TESTのアプリだといつも0.4Mbpsでリミッターがかかっているように止まります。(IIJのSIMでも同じ)
しかし別の通信速度測定のアプリやウェブサイトなどで計測するともっと出るので、このアプリ特有の不具合なのではないかと思います。(4G回線だとこんな現象は起きない)

4G回線の通信速度はNexus 5Xを使用して「イオンモバイルのSIMを購入したので通信速度をチェックしてみた」のページで試しています。

というわけで、イオンモバイルのSIMでも解除アダプタを使用してiPhone4sで問題なく使えました。
解除アダプタはGPPのものがベストですね。