Firefoxのホイールスクロールのスピードの設定のやり方

パソコン
仕事上必要なこともあって、私のパソコンの中には複数のウェブブラウザが入っている。

サブパソコンのほうは5つしか入っていないが、仕事で使うメインパソコンのほうはInternet Explorerの各バージョンも含めれば10種類ぐらい入っているんではないだろうか。
しかしそれらは主に自分が制作したウェブサイトの表示確認のためにしか使っていなく、普段使用しているブラウザはFirefoxとOperaがメインである。

先日までそのサブパソコンのほうにLinuxのいろいろなディストリビューションをインストールして使い勝手などをテストしたことをこのブログの記事でも少し書いたが、LinuxのデフォルトのウェブブラウザはFirefoxであった。

Linuxディストリビューションは世の中に数多くあるのですべてのディストリビューションのことまではわからないが、少なくとも私がインストールしたディストリビューションはすべてFirefoxがデフォルトになっていた。(Linux Mint、Ubuntu、Fedora、CentOS、Macbuntu、Debian)
その際、インストールしなおす度にFirefoxの設定を1からやり直すのが非常に面倒であった。

「オプション」ウインドウの中で設定できる項目はすぐ済むので問題ないのだが、「オプション」ウインドウの中ではいじれない項目に関しては検索して調べなければいけないから面倒なのである。

そんなに何度も同じ設定を行うのならば、1回設定した段階で覚えろよ。 というのが正論なのだろうが、そういうことは私は覚える気がまったくないので次にやるときにはまず100%覚えていなく、何度も同じ検索をする羽目になる。
なので、今後はもう検索して調べるのも面倒なので、ここに備忘録として書いておくことにしようと思う。

Firefoxのスムーズスクロールの設定

前置きがかなり長くなってしまったが、今回はFirefoxにおけるホイールスクロールのスピードの設定である。

まずはスムーズスクロールの設定をやっておくと良いかもしれない。
このあたりは好みだが、事前にやっておいたほうがよい。(私はオフにしている)

ウインドウ上部のメニューバーから「ツール」、「オプション」、「詳細」と進み、その中の「一般」タブの中に項目がある。(下の画像の赤い部分参照)
Firefoxの設定:オプションウインドウ
設定し終わった後に、縦方向に長いページを開いてホイールスクロールさせてみるとその違いがよくわかるだろう。
ちなみにFirefoxの再起動などは必要なく、設定後すぐに反映される。

Firefoxのホイールスクロールのスピードの設定

そしてここからが今回の本題であるホイールスクロールのスピードの設定であるが、

1、まずは新しいタブまたはウインドウを開き、そのアドレスバーに「about:config」と入力して決定。

2、そうすると「動作保証対象外になります」という警告が表示されるがそんなものはもちろん無視でOKなので、「細心の注意を払って使用する」のボタンを押して次の画面へ進む。

3、先ほど「about:config」を入力したアドレスバーの下あたりに「検索」の入力フォームがウインドウの横幅いっぱいに表示されていると思うので、そこに「mousewheel.withnokey」と入力する。

4、すると「mousewheel.withnokey」という文字列を含む項目が絞り込まれていくつか表示されると思うが、その中で「mousewheel.withnokey.sysnumlines」という項目をダブルクリックする。(状態が「ユーザ設定」に変わり、値が「false」になればOK)

5、次にその近くにある「mousewheel.withnokey.numlines」という項目をダブルクリックする。すると下の画像のように入力ウインドウが出てくるので、その数値を大きい数値に変更すればホイールスクロール量が変わるというわけである。

ちなみに私は12にしているが、その数値に特に意味はない。
あまり大きい数値にすると、スクロールは早くなるが微調整がやりにくくなるのでほどほどにね。
Firefoxのホイールスクロールのスピード設定