ノートパソコンのハードディスクの温度

ハードディスクをセット
現在はの真っ只中である。
私がパソコンに向かうこの部屋は2階ということもあってとても暑い。

運の良いことに日当たりも良いのでその気温・湿度共に観葉植物の生育にはとても良い環境である。
事実、この部屋の観葉植物はどれも健康に育っている。
しかし、この気温と湿度は人間にとっては過ごしにくい。
パソコンにとってはもっと不適である。

ハードディスクは50℃を超えると危ない

CPUは100℃、ハードディスク50℃ぐらいを超すと壊れる可能性が高まると言われる。
しかしCPUに関しては、それほどの温度に突入すると自動的にOSがシャットダウンするらしいので安全といえば安全かもしれない。(未確認)
私は定格運用なのでそのような状況に遭遇したことがないが、オーバークロックをしている方はそのあたりに詳しいのだろう。

ハードディスクは50℃を越えると良くないと言われるが、50℃ぐらいすぐに到達してしまうのが現実なのではないだろうか。

と言うのも、私が以前メインに使っていたノートパソコンは夏の昼間にエアコン無しの2階の部屋で使うと、起動して10分もすればハードディスクは50℃になっていた。
負荷をかけていなくても50℃に到達しているのである。
あれ普通かね?

ノートパソコンって排熱にそもそも無理があるんじゃない?

他のノートパソコンの温度を測ったことがないのでわからないが、最近のノートパソコンは数年前よりもさらに薄型化しているので、ますます排熱面ではキツくなっているのではないだろうか。

私もそのノートパソコンだけを使用していた頃はなんとも思わなかったが、その後どデカいデスクトップパソコンを使用するようになった今思い返してみると、ノートパソコンというのはそもそも無理があると思う。
あんな小さなスペースにCPUやらハードディスク、場合によってはグラフィックボードまで入れるなんてのは、排熱できなくて当然である。

もちろんそんなことは販売メーカーも承知しているはずなのだ。
ノートパソコン用のCPUやハードディスクは発熱を少なくするために性能が抑えめになっていたり、小型化の影響か、デスクトップ用と同性能でも価格が高かったりする。

しかし、ノートパソコン用のパーツのほうが耐久性が高いという話は少なくとも私は聞いたことがない。
たぶん耐久性はほとんど変わらないのだろう。

それなのに前述のように私のノートパソコンのハードディスクは夏は50℃が基本だったのだ。
50℃を超えたからといってすぐに壊れるというものでもないが、長いスパンで見た場合に良くはないということは間違いない。