メインストリームとアンダーグラウンド

世の中にはメインストリーム側に属する人間とアンダーグラウンド側に属する人間がいると私は思う。
社会に出ると比較的その違いは薄まる(ごまかせる)部分があるかもしれないが、学生時代などはその差が非常に顕著に現れやすいのではないだろうか。
要するに、表立って活発に活動をするタイプと、目立たないところでコソコソ活動するタイプの違いのことだ。

私は昔からアンダーグラウンド側に属する人間である。
そのせいかメインストリーム側の人間に対して憧れがあると同時に苦手意識がある。
どうもああいうのは疲れる。
しかしやはりメインストリーム側の人たちの活動は派手に見えるので、ちょっと混ぜてもらいたくもなる。
毎日は無理だ。
たまにでいい。
たまにメインストリームに出て、基本はアンダーグラウンドで活動をする。
これが理想だ。

私の今の活動状況はちょっとアンダーグラウンド過ぎる気がする。
アンダーグラウンドに属しながらも世界を変える可能性が存在するのがインターネット関連のテクノロジーの素晴らしさなのだが、それ以前にまず平凡な毎日に飽きる。
アンダーグラウンド界を代表する某偉人が言ったこのような名言がある。

激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない… 「植物の心」のような人生を…

しかしこれはよほど悟った人でないとなかなかキツイものだ。