Facebookの必要性と集客効果

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ずいぶん前にも書いたことだが、「Facebookって必要か!?」と私は今でもよく思う。
いや、これは別にFacebookに限った話ではない。mixiでも同じだ。
私はmixiアカウントを現在は持っていないので今回はFacebookのこととして書くが、以下の文章はある程度はmixiにも共通することである。

で、話を戻すが、Facebookって必要ですかね?
私がFacebookというものを知ったのは3~4年ほど前になるが、その頃は身の周りや知り合いなどでmixiをやっている人はたくさんいたが、Facebookをやっている人など1人もいなかった。

しかしこの3~4年でずいぶん状況は変わり、今では私の周りでも結構多くの人がFacebookを始めたりしている。
じゃあ今、mixiのほうはどうなってんだ!?

多くの人がFacebookを始めたからといって、それまで持っていたmixiアカウントを削除するとは考えにくい。
つまり、両方のアカウントを持っていると考えられる。

しかし両方やるってかなり面倒くさいぞ。
だからFacebookに移行してそこでの付き合いがある人は、mixiのほうはある程度放置気味にしているのではないかと私は勝手に予測している。

SNSとはどういうものかの個人的意見

mixiやFacebookのようなSNSに対する私の考えはこうだ。

友人や知り合いなどで特に仲が良い人であれば日頃から携帯で直接のメールまたは電話をして連絡を取り合うので、SNS上で連絡やコメントなどをする必要性がない。
つまり、知り合いや友達なんだけど、携帯で直接のメールまたは電話するほど仲が良いってわけでもない人とのつながりを保つツールがSNSである。

どうだ!
当たらずとも遠からずなのではないだろうか。
私は別にそのような付き合いやそのようなSNSの使い方を否定するつもりは全くない。

もしSNSが存在しなかったら縁が途切れてしまっているはずの人との縁を途切れさせずに継続できることができるということはむしろ素晴らしいことだ。
しかし逆に言えば、SNSにはそれだけの価値しか無いといえるのではないだろうか。

ほとんどのお店や企業はFacebookで集客できていない

「Facebookで集客
「Facebookでイベントの告知」

のような文句をインターネット上でよく目にするが、それほどの集客力はないと私は思う。
なぜなら、SNSでは友達登録(mixiの場合はマイミク登録)した人の投稿文やその人のページしか普段は見ない人が多数派だと思われるからだ。

知らない人のページを見るためには友達登録してある人などのページを経由していかないと基本的には見つけられないし、それにどこの誰かもわからない見知らぬ人のプロフィールぐらいは見たとしても、その人の日常などが書かれている投稿文までは普通は見ないだろう。
普通の人は見ず知らずの他人の日常に興味など無いのだ。

話を少し戻すが、つまりFacebookで集客をしようとしてもこれらの理由から結局は知り合いだけしか来ない。と言うことになる可能性が非常に高いと思われる。

しかもFacebookやmixiは検索サイトに引っかからない。
厳密に言えばFacebookは個人の名前は検索サイトに引っかかるが、その人のプロフィールやFacebook内で発言した文章などは一切表示されない。

Facebookにログインすればそれらも見ることができるが、そもそもFacebookアカウントを持っていないなどの理由でログインができない人にはプロフィール文章すら表示されないのだ。(画像参照)
Facebookにログインしていない人の画面表示

つまりFacebook内でイベントの告知などをしても検索サイトからの新規客はまったく見込めないということだ。
知り合いや既存客だけに告知したいのであれば、携帯やパソコンのメールアドレスへ告知メールを一斉送信すればそれで済む話である。
そのほうが本文を読んでもらえる確立がたぶん高い。

検索サイトに引っかからないという面では集客効果はブログ以下である。
だからブログをやったほうがいいなんて私は言うつもりはない。

ただ、この記事の前半で話したような「人との縁を保つ」という目的ならともかく、「集客」という目的であればFacebookを始めることは私はおすすめできないのである。