マイコンピュータの中身が表示されるのに時間がかかる症状の直し方

keyborad
数日前からWindowsXPのスタートメニューからマイコンピュータを開いた際、各ドライブなどが表示されるのにとても時間がかかるという症状が発生した。
軽く5秒以上は待たされる。

マイコンピュータだけでなく、マイドキュメントなども同じように表示されるのにとても時間がかかる。
毎回5秒以上待たされるので、作業効率が著しく下がって困っていた。

症状から考えて、明らかにハードディスクのトラブルだろう。

最近デフラグなどをしたこともないし、大きなファイルを保存したようなこともないので、なぜ突然こんなことになったのか不思議に思っていたが、よくよく思い返すと2週間ほど前にパソコンから異音が発生したことが1度だけあった。

ある日突然PCケースの中から、

「ガッガッガッガッ」

という音がしたのでその時はすぐに電源を落とした。

そしてその後はそのような異音が発生していないので、結局どのパーツから異音が発生したのか特定できないままであった。

今にして思うと、あれはハードディスクからの異音だったのだろう。
こうやっていずれ壊れる時が来るわけなのね。

ハードディスクは必ず壊れる」という記事をずいぶん前に書いたことがあったが、このように前兆が現れるといういい例である。

とにかく今回はマイコンピュータやマイドキュメントを開いた際の表示の遅さを直すことが最優先である。

一応システムの復元を行ってみたがやはり直らなかったので、ハードディスクのエラーチェックを行うことにした。

ハードディスクのエラーチェックのやり方

まずは「マイコンピュータ」を開き、チェックしたいドライブを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。
ハードディスクのプロパティ

そして、「ツール」タブを選び、その中にある「チェックする」のボタンをクリックする。
ハードディスクのエラーチェック

次に、「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」の2つの項目にチェックを入れる。
そして開始ボタンを押せばOKだ。
チェックディスクのオプション項目

チェックするドライブがシステムドライブの場合はおそらく再起動が必要になるので、パソコンを再起動すれば自動的にエラーチェックが始まる。

ここで注意してもらいたいのは、エラーチェックは非常に時間がかかるということです。

チェックするハードディスクの容量や回転数にもよるが最低でも数時間、1TBや2TBクラスの容量のハードディスクになると半日以上はかかると思ったほうが良い。

また、エラーチェックを行っている間は一切の操作を受け付けなくなる。
なので時間に余裕のある時や、寝る前に開始してそのまま寝てしまうのが良いでしょう。

そしてエラーチェック完了後、マイコンピュータの中身の表示速度などは無事に直ったことも付け加えておきます。