ホームボタンの交換をするわけではないがiPhone4を分解してみる

iPhone4を意味もなく分解
iPhoneの物理ボタンの中で最も使う頻度が高いのは一般的にはホームボタンだろう。
使っている間にホームボタンがヘタってきて「効きが悪い」とか「効かなくなった」という話もあるようで、交換してくれるお店があったり、中には自分で交換してしまう強者がいたりする。

以前の記事でiPhoneの電池交換を行ったことは書いたが、ホームボタンの交換はそんなに難しいのだろうか? と思い、実際に分解してみた。
iPhone4を分解
右に置いてあるのがホームボタンだ。

分解の手順はiFixitや多くの記事がネット上にあるのでそちらを参考にしていただくとして、実際に分解して思ったことは、

ネジの数がとにかく多い。

ということだ。
3mmにも満たないぐらいの小さなネジがあちこちで使われている。
数えてはいないが15本以上はあったのではないだろうか。

ネジの長さも様々だ。
しかも1つのパーツを固定するのに長さがそれぞれ違うネジが使われている箇所もあり、外した際にどのネジがどの箇所にあったのかをメモしておかないと元に戻す際に面倒な事態になってしまう。
iphone-repair2

実際にホームボタンの調子が悪くて交換するつもりならまだしも、「ただ分解してみたい」程度の気持ちでやると大変な目に遭うことになる。

この分解作業が初めての場合、各パーツがどのように固定されているのかとかどれぐらいの固さで固定されているのかがわからないので、手探りで慎重に外していくことになり、ホームボタンにたどり着くのに1時間以上はかかる。
私も途中で少し後悔した。

また、外観上はホームボタンの周囲はほとんど隙間がないにも関わらず、内部には結構な汚れが蓄積されていた。

そして何一つ交換することなくそのまま元に戻したわけだが、どうせなら交換部品を購入しておいて実際に交換すればよかったなと今にしては思う。