iPhone4でiOS6.1にアップデートしてみる
- 公開日 : 2013年1月29日
- カテゴリ : スマートフォン
本日、iOS6.1がリリースされた。
私はネットのニュースなどを見るのが遅れたために、iPhone上でダイアログメッセージが表示されたことでそれを知った。
OSのアップデートというものはソフトウェアの進化に対しハードウェア性能は現状のままであるため、アップデートすることで動作が重くなったり逆に使い勝手が悪くなるなどのデメリットが起こるリスクがあるものである。
なので人に薦めるのは少し慎重になるが、自分で行うのは自己責任だし私個人としてはアップデートを試すことが好きなので、事前に調べたりせずにアップデートを即開始した。
スマートフォンの世界は進化が早いので、発売から2年以上が経過しているiPhone4はアップデートによって動作が重くなったとしても仕方ないと考えるべきだろう。
むしろこの性能のままどこまで通用するかを試す、という気概でアップデートをするのが正しいユーザーの姿であろう。
もし動作が重くなり過ぎて使い物にならなくなったら、それまでのことだ。
「すごい漢だ。」と不破師範のように遠慮なく言ってくれて構わない。
さらに言えば、AndroidのスマートフォンのようにOSのアップデートがすぐに打ち切られマーケット全体でOSの断片化が起きていることを考えれば、「最新OSにアップデートできる」という選択肢が与えられるだけでもありがたいことだとも言える。
去年の9月にiPhone4をiOS6にアップデートした際の記事でも書いたように、WindowsのiTunesを介してアップデートを行うと途中でエラーを起こす可能性が拭えないため、今回はiPhone単体でアップデートを行うことにした。
アップデートしてみて
アップデートが無事完了し軽く使ってみると、日本語入力が軽くなったような気がする。
今までは例えばメッセージアプリやウェブブラウザなどのアプリを開いてすぐに日本語入力をしようとすると、入力したひらがなや変換候補が画面に表示されるのがフリック入力から1~2秒程度遅れて表示されていた。
そのままそのアプリを続けて使っているとある程度レスポンス良く表示されるようになっていたのだが、アプリ起動直後の表示レスポンスがとても悪かった。
これは端末の再起動や復元などを行ってもあまり改善が見られず、またiPhone4よりもCPU性能の高いiPod touch5世代ではそのようなレスポンスの悪さはほとんど発生しないため、OSに対してのiPhone4の性能不足によるものだと思われる。
それが今回のアップデートにより多少は解消されたようだ。
少なくとも現在はアップデート前よりも確実に軽くなっている。
その他、アップデートにより大きく変わった点があるかと言えば、大きな点は特にない。
しかし日本語入力のレスポンスの悪さはあらゆるアプリの使い勝手に直結するので以前からずっと気に入らなかったのだが、それが改善しただけでも大変ありがたいアップデートである。
アップデート直後の今だけ一時的に改善しているだけかもしれないが、今後使い続けてまた悪化するようなことがあればまた追記します。