音楽CDを焼くためのソフト・ImgBurnの設定のやり方

音楽を聴く
10年ほど前はよくいろいろなCDをCD-Rにコピーしたものだが、ここ数年はほとんど音楽CDを焼くことがなくなった。
音楽を聴かなくなったわけではなく、今はiPodやiPhoneまたはパソコンで聴くのでCDに焼く必要がないのだ。

なのでごくたまに何らかの必要性があって音楽CDを焼かなければならなくなると、やり方を忘れてしまっていて手間取ることがある。
mp3データをそのままCD-Rに焼いてもmp3形式に対応していない通常のCDプレーヤーでは再生できないので、データの形式を変換して焼く必要があるためだ。
これを過去何回同じ内容を検索して調べたかわからない。

そんな自分への備忘録もかねてここにその焼き方の手順を書いておこうと思う。
今回はライティングソフトの準備編である。

ImgBurnをダウンロードする

まず有名なライティングソフトであるImgBurnをダウンロード・インストールしておく。(無料)
ダウンロードはこちらのページから。

The Official ImgBurn Website
http://www.imgburn.com/index.php?act=download

ページ内の以下の部分からダウンロードすればOKだ。
ImgBurnのダウンロード

ミラーサイトがいくつも用意されており、各項目をクリックするとダウンロードサイトに移動することになる。
そこでダウンロードを開始すればよいのだが、どのミラーサイトも英語だらけのページになるのでどこからダウンロードすればよいのかがわからない人もいるだろう。
そのような場合は7つ目の項目である「Mirror 7 – Provided by ImgBurn」というところをクリックすればいきなりダウンロードができる。

ImgBurnをインストールする

ダウンロードが完了したらインストールする。
インストールする際は基本的にすべてデフォルト設定のままでOKなのだが、最後の設定画面である「Ask Toolbar Installation」のチェックボックスはすべて外しておくとベターである。
ツールバーのインストール

このように何らかのソフトをインストールする際、それに便乗して全く関係のないウェブブラウザ用ツールバーをインストールしようとしてくる場合がある。
悪質なツールバーとしては「JWord」あたりが昔から有名である。
WikipediaでJWordのページを見てみるとその悪質ぶりがよくわかることだろう。

悪質なツールバーはパソコンにとって百害あって一利なしであるので即刻アンインストールすべきであるし、インストールしないよう気を付けておくことが大事である。

ImgBurnを日本語化する

インストールが完了し、ImgBurnを起動すると以下のようなウインドウが開く。
ImgBurnの初期画面
日本製のソフトではないので当然だが英語表記である。
これを日本語化するには以下のサイトから日本語化ファイルをダウンロードしてImgBurnの言語フォルダの中に放り込む必要がある。

日本語化工房のImgBurn日本語化ファイルのページ
http://www.nihongoka.com/jpatch_main/imgburn/

日本語化の手順はこのImgBurnに限らず他にも多くのソフトで同様の場合が多いので説明する必要がないかもしれないが、知らない人のために一応解説しておくことにしよう。

今回日本語化ファイルを適用しようとしているImgBurnのバージョンは2.5.7.0なので、ページ中盤あたりにある「2.5.7.0」というリンクをクリックして日本語化ファイルをダウンロードする。
ImgBurn2.5.7.0の日本語化ファイル

ダウンロードしたファイルを解凍すると中に「Japanese.lng」と「readme.txt」というファイルが入っている。

拡張子が表示されていない人は以下の記事を参考にするとよいが、拡張子の表示は今回の作業において必須ではない。(参考記事:拡張子の説明と表示させる設定のやり方)

Japanese.lngというのが日本語化ファイルであり、readme.txtは取扱説明書である。
このJapanese.lngというファイルをあなたのパソコンのImgBurnフォルダの中にある「Languages」というフォルダの中にコピーまたは移動させるのだ。

ImgBurnフォルダがどこにあるのかはOSによってわずかに違いがあるので一概には言えないが、大まかに言うとシステムドライブのプログラムフォルダの中にある。
例えばWindows7 64bit環境の場合は、

C:\Program Files (x86)\ImgBurn

の中にLanguagesフォルダがある。
ここに先ほどのJapanese.lngを放り込み、ImgBurnを再起動すれば以下のように日本語化されている。
ImgBurn日本語表示

これでImgBurnが日本語環境で使える状態になったので、次回の記事では音楽CDの焼き方について解説しようと思う。