Firefoxのバージョン23で右クリックメニューの設定のやり方

キーボード
先程とあるサイトを見ていた際に右クリックメニューからページのソースを見ようとしたら、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が出てこなかった。

今までこのブログでも度々言っていますが、右クリックメニューを制限されるのが私は大嫌いだ。
ユーザー側の利便性を落とすな。 とページ制作者に言いたい。

歌の歌詞を掲載せているサイトや芸能人の写真が掲載されているサイトでこのようなページが特に多い。
文章をコピーされたくないとか写真を保存されたくないなどの理由がサイト管理者側にはあるのだろうが、インターネット上に公開する以上それらを保存されるのを完全に防止することはそもそも不可能だ。

私自身も昔、福山雅治の画像や北川景子の画像を保存しようとした際にそのページで右クリックメニューが禁止されていてムカついたことがある。
ムカついたのでHTMLやCSSのソースを読んで意地でも保存してやったが、保存しても使い道がなかったのでその画像はすぐに削除した。

まぁそれはともかく、今回の私はHTMLのソースを見たかっただけだ。
それすらも制限するなど言語道断。
こんな制限は必ず解除させてやるぜ。

設定の手順

ブラウザ上で右クリックメニューを使えないように制限しているのはJavaScriptの効果によるものである。
私が使用しているブラウザ「Firefox」ではメニューバーの「ツール」から「オプション」を開き「コンテンツ」のタブを選べばJavaScriptに関する設定が行え、右クリックメニューの制限をさせなくすることができる。
FirefoxでのJavaScriptの設定
FirefoxでのJavaScriptの詳細設定ウインドウ
上の画像のように3つのチェックボックスの3番目のチェックを外しておけば、右クリックメニューを使えないように制限しているページでも関係なく右クリックメニューを表示させることができるようになる。

Firefox23では上記の設定がない

しかし現在(2013年9月2日)の最新バージョンであるFirefox23.0.1ではこの「オプション」ウインドウの「コンテンツ」のタブ内にJavaScriptの設定項目が無くなっている。
Firefox23.0.1でのオプション
バージョン22までは普通にあったはずだ。
バージョン23からなぜこのような仕様になったのか知らないが、今回はこの設定の仕方を解説しよう。

まずアドレスバーにabout:configを入力する。
すると以下のような画面になるが、画面中央の「細心の注意を払って使用する」のボタンを押して次の画面へ進む。
about:configの動作保証対象外になります画面

すると以下のような画面になる。
これらの項目がFirefoxの設定を示しているのだが、1つ1つの意味はわかる必要はない。
Firefoxのabout:configの画面

この画面の検索フォームでdom.event.contextmenu.enabledと入力すると自動的に該当項目が表示されるので、このdom.event.contextmenu.enabledの値を初期値であるtrueからfalseに変更する。
dom.event.contextmenu.enabledの設定
この設定により右クリックメニューの制限を受けることは一切なくなる。
素晴らしいですね。