パソコンにあまり金をかけたくない人にお薦めのパソコンとは?

デスク
最近ではどの家庭にも最低1台はパソコンがあったりする。
生活必需品でもないのになぜかみんな持っている。

しかし一般的にはパソコンが苦手または興味があまりない人が多いので、購入する際には大手の家電量販店とかで店員が薦めてくるパソコンを予算内で購入する。
今までに私が人のパソコンを見た経験によると、5万円~10万円ぐらいのノートパソコンである可能性が高いように思う。
それを安いと思って買うのか、それとも高いと思って買うのかは知らない。
ただ、もともとパソコンに興味がない人にとってその金額はきっと高いと感じるものなのだろう。

私は以前から思っている。

ノートパソコンは数年という長いスパンで見ると非常に高い。

ということだ。

よくありがちな例

例えば、新品でノートパソコンを購入して5年以上経過した頃に何らかの故障が起きたとすると、当然だが保証での無料修理はできない。

だからといって有料でのメーカー修理(おそらく数万円)を依頼するかというと、購入時の価格や現時点での性能を考えると「数万円も払って修理するぐらいなら新品を買うほうが良い」という感じになる。
で、また5万円~10万円ぐらいかけて新品のパソコンを買うことになる。
もちろん故障したパソコンは売ることもできず廃棄だ。

パソコンに興味がなくあまりお金をかけたくない人ほど、このような買い方をしていたりする。
私からすると信じられない無駄な金の使い方である。
エコという点でもよろしくないだろう。

自作PCとは?

世の中には「自作パソコン」というモノがある。
モノというよりもカテゴリと呼んだほうがいいかもしれない。

「パソコンを自分で作る」から「自作パソコン」なのだが、作ると言っても実際には各パーツを配線で接続するだけの作業である。
パーツの種類も5~6種類前後ぐらいしかなく、それぞれを1~2本のケーブルで繋ぐだけだ。(基本的に電源で1本、データ転送で1本)
ケーブルも間違ったところには挿さらないように端子ができているので、失敗の確率はかなり低い。
手順さえ知れば女の子でも充分できる。

自作PCのランニングコスト

そして、実は「自作パソコン」は数年という長いスパンで見た場合、非常に安いのだ。
それはなぜかと言うと、故障した部分だけを自分で交換できるからである。

メーカー製の既製品パソコンと違って自作パソコンはユーザーが各パーツごとに分解することを前提にできている。
だから故障したパーツを丸ごと新品に交換してしまえばそれで修理完了だ。(配線を繋ぐだけ)

また、パソコンを構成するパーツの中で故障する部分は基本的に限られており、それら各パーツの価格も安い。
つまり、パソコンにあまり金をかけたくない人ほど自作パソコンを購入するほうが賢いといえる。

長くなってしまったので次回に続く。(続きの記事:自分で作らなくてもよい自作パソコン)