彼岸島の最終回が酷い件

怒るババア
ヤングマガジンに「彼岸島」という漫画が連載されている。
ヤングマガジンは月曜発売であり、今日発売の号でこの彼岸島が最終回を迎えた。
内容に関してはネタバレになるのでここでは書かないが、一言で言うと、

酷い!

なんだこれは。
読者をなんだと思っているのだ。
先週号で「次回、最終回」と書かれていた時点で予想はしていたが、やはりロクでもない終わり方だった。

私個人の意見で言えば、映画や漫画、小説などの物語の最後はハッピーエンドでもバッドエンドでも構わない。
しかしもうちょっと丁寧なまとめかたがあったのではないかと思えるような雑な終わり方である。

終わり方がひどかった漫画

最近で言うと「ガンツ」や「新宿スワン」もイマイチな終わり方であった。(ガンツはヤングジャンプかな)
昔で言うと「スラムダンク」あたりも微妙だと言われた。
こういう急な終わり方をすると必ず「編集部からの打ち切り説」が出る。

しかし、スラムダンクはまだ良い。
終わる直前には物語中最大の盛り上がる話があったし、終わり方にも希望がある。(救いようがある)
そういった意味で新宿スワンも個人的にはまだ許せる。(読み終わってガッカリ感はあるが)
ガンツはもはや無視だ!
そんな漫画は記憶にございません。

そして今回の彼岸島である。
直前に盛り上がってもいないし、終わり方も救いようがない。
物価は上がり、賃金は上がらないこの夢の無いご時世に、救いようのない話をしてどうする!

せめて最終回で「丸太の乱舞」や「丸太で特攻」のようなシーンでも出してくれれば、「あぁ、これはホラー漫画ではなく、丸太でスタイリッシュに戦うアクションを見せる漫画なんだな」とコンセプトを再認識して読み終われるのだが、それもない。

こんなのが続くと、人は漫画から距離を置くようになるのかもしれない。
最近こんな漫画が多い気がするのでとても残念である。