iPhone関連の語句でGoogle検索をするとSEOスパムサイトが上位に多数表示される件

iPhoneユーザー辞書の件に関してGoogleでちょっと調べ物をしていたらhttp://www.japdeva.go.cr/dqv920m/というURLのページが多数出てきた。(「iPhone 2台 ユーザー辞書 同期」という語句で検索した結果)
http://www.japdeva.go.cr/dqv920m/
http://climagal.com/swansea/

http://www.japdeva.go.cr/dqv920m/というURLと、http://climagal.com/swansea/というURLが共通している。(アクセスしちゃダメよ)
そして実際に上記の検索結果からこれらのサイトにアクセスすると、どのURLに行っても以下のページが表示される。
スパムサイトの表示
まあ、スパムサイトでしょう。
現に、このページ内には「iPhone」や「ユーザー辞書」という語句がどこにも存在しない。
このようなSEOのやり方を「ブラックハットSEO」や「SEOスパム」、「ウェブスパム」などと呼ぶ。

知りたい情報がないサイトが検索結果に出てくるのは非常に邪魔だし、迷惑である。
このようなSEOのやり方にGoogleは非常に厳しいので、これらのサイトはきっとすぐに検索結果から消える。
しっかりとGoogleに通報しておいた。

Googleのの通報窓口
https://support.google.com/webmasters/answer/93713?hl=ja

みなさんも腹が立ったらぜひ通報してください。
通報者が多いほうがGoogleも迅速に動いてくれる可能性がある。

URLで検索してみる

試しに「site:http://www.japdeva.go.cr/dqv920m/」と検索してみるとわかるが、どうもiPhone関連の検索語句で表示するスパムサイトのようだ。(このリンクはアクセスしても大丈夫よ)
iPhone関連でのスパムサイト

site:http://climagal.com/swansea/」と検索すると、結果は以下のようになる。(このリンクもアクセスして大丈夫)
スパムサイトの検索結果

アドオン「BlockSite」をインストールする

私はメインのブラウザにFirefoxを使用していて、そのアドオン(拡張機能)に「BlockSite」というものがある。
Chrome版もあるらしい。
このアドオンを使うと、登録しておいたURLにはアクセスできなくなる。
Googleの検索結果から消えるわけではないが、このようなサイトに再びアクセスしてしまうのは腹立たしいので、二度とアクセスしないようにブロックしておくと良い。

BlockSite (Firefox版)
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/blocksite/
BlockSite (Chrome版)
https://chrome.google.com/webstore/detail/block-site/eiimnmioipafcokbfikbljfdeojpcgbh

このアドオンをブラウザにインストールし前述のようなスパムサイトのURLを登録しておけば、Google検索結果などからそのURLをクリックしても以下の画面のようになり、もう詐欺サイトを表示することもなくなる。
Block Siteの効果
アドレスバーに表示されているURLを見るとわかるが、スパムサイトにアクセスする前にブロックされて安心ですよ。