ガラケーの生産が終了したことで月の最低維持費は今後どうなるか?

ガラケーの生産が終了する。というニュースが流れた。
ガラケーの生産が終了

ガラケーの需要とは

以前からの私個人の予想では、スマホが普及してもガラケーの需要はあるので、細々と存在し続けるのではないかと思っていた。
ここで言う「ガラケーの需要」とは、

電話とメールができれば充分。
月々の料金は安いほうが良い。

というものだと思う。
私も現在ガラケーを一つ契約して所有しているが、これの月々の料金は934円である。(au:プランSSシンプル・2年契約)
auのガラケー・W62P
この金額なのに月に25分の無料通話込みである。
携帯の維持費ってのはこれぐらいが理想ですね。
維持費には関係ないですが、スマホに慣れている今、ガラケーを使ってみると信じられないほど電池が長持ちすることに驚く。

しかし、これがスマホということになると、月々の最低金額が急に6000円~8000円ぐらいになる。
その内訳としては、データ通信定額プランが大半を占めているだろう。
データ通信をしなかったらスマホの意味がないので、データ定額プランは必須になる。
最近では通話定額プランにも入らなければならなかったりして、最低維持費がさらに高くなった。

上述の私のガラケーはデータ定額プランに入っていないどころか、ネットに接続するための基本プランすら入っていないので、データ通信自体ができない。
なので、通話をあまりしない人にとっては、安定して毎月1000円ぐらいの維持費になる。
電話とメールができれば充分。という人にとってはまさにベストな選択肢と言えるのではないだろうか。

ガラケーがなくなると月々の維持費は底上げされてしまうのか?

そのガラケーが今後は無くなるわけである。
キャリアメーカーは今後はガラケーの形をしたスマホである「ガラスマ」・「ガラホ」に移行させるつもりなのだろうが、これはあくまでもスマホなのでスマホの料金プランに入ることになるのは必然になると思われる。

つまり、月々の最低維持費は上がる。

ご年配の方など、携帯をあまり使用しないユーザーにとっては恐ろしいことである。
年寄りは金持ってるからいいか、と言ってしまえばそれまでだが。(笑)

スマホが普及したことによって維持費の面ではガラケーこそが穴場だったのだが、それももう終わってしまうと思うと非常に残念である。
先日このブログでも書いたような格安SIMという選択肢が今はあるが、これはある程度詳しい人じゃないとお勧めできないので、ライトユーザーはやめたほうがいいと思う。

今、ガラケーを所有して契約している方はそのまま契約を変えずにいる限りは、ずっと今のままの安い料金で維持できるかもしれません。
しかし万が一携帯が壊れ、機種変更しようものなら最低維持費が上がる選択肢しかなく、クレームが殺到しそうな気がします。

ガラケーが使用している周波数帯が停波にならない限りは、ネットオークションなどで中古ガラケーを購入し、機種を持ち込んで契約するのが今後はベストになるのかな。
いや、その時にはガラケー専用プランはもう新規では入れないかな。
世知辛いですねぇ。