PS Vitaの販売台数

私は昔はよくゲームをやったが、ここ10年ぐらいの間はあまりゲームをやらなくなった。
しかし今でもゲーム業界の流れや販売台数などは興味があるので、新機種が発売されたりするとその動向を調べたりする。

先月中旬に発売されたPS Vitaであるが、どうもその販売推移が良くないようである。
初週こそ30万台以上の売り上げを出したそうだが、2週目のクリスマス週は72,479台、3週目の年末週は42,648と、どんどん販売台数が落ち込んでいる。

2011年12月19日~12月25日(http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20111228008/
2011年12月26日~2012年1月1日(http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20120105030/

独自規格なんてユーザーにとってメリットが無い

私が思うに、売れない理由は多々ある。
まず、独自規格のメモリーカードを採用したのが良くない。
今ではSDまたはMicroSDカードがデファクトスタンダードであるのに、独自規格のメモリーカードを採用するなんてのは、ユーザーの利便性を全く考えていないことが伺える。

しかもこの独自規格のメモリーカードの価格が非常に高い。
ウィキペディアにも書かれているが(http://tinyurl.com/72mf3qp)、ソニーはすぐに独自規格を採用しそこで利益を出そうという魂胆が見え見えなので、昔からとても印象が悪い。
つまり、ハード本体とメモリーカードを購入するだけでもう3万円を超える。
それにプラスしてソフトなど買ったら3万5千円コースだ。
3DSのおよそ2倍の出費がかかると考えて間違いない。

ソニー製品はすぐ壊れるくせに修理費が高い

またそれ以外にも、フリーズする、電源が落ちないなどの不具合が多いことも有名だが、それに関してはあくまでも噂レベルの情報であるため、あえてここでは問題にしないことにする。
しかし、ソニーの公式サイトにフリーズした場合の対処法が公開されている(http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20111219_psvita.html)ことから、ある程度信憑性のある情報だと私は思っている。

また、このように不具合の多い商品でありながら、修理費が非常に高いことも問題である。
PS Vitaは基本的に修理は行わず再生品と交換だそうだが、Wi-Fiモデルで12600円、3Gモデルで14700円である。(http://www.jp.playstation.com/support/psvita/repair/charge.html
もちろん一律価格だ。

だいたい、昔からソニーのハードは修理費が高いことが私は気に入らなかった。
PS2やPSPの時代でさえ基本料金9450円もかかっていた。
当時、私が友人から譲ってもらったPSPは購入時から1年1ヶ月で壊れた。
ちなみに自分でも自信を持って言うが、私は物の扱いが非常に丁寧なほうである。
もちろん地面に落としたこともない。
それなのに1年1ヶ月で壊れるなんて、ソニー製品の品質の低さには脱帽である。
そしてサポートセンターに電話したら基本料金9450円を要求された。
もちろん私は断った。

ソニーはサポートセンターの対応も悪い

サポートセンターの対応に関して言えば、融通がまったく利かず、マニュアル通りの回答の一点張りである。
もちろん電話料金は有料だ。
それ以来、ソニー製品は一生涯買わないと心に誓っている。

このような信頼性のない機器であるためか、エイデンやゲオではPS Vitaの買い取りを行わないとそれぞれの公式ホームページに書かれてある。(この記事執筆時)
要するに買取拒否と言って良いだろう。

ここまで読んだ方はもうお分かりだと思うが、このような経緯から私はソニーが大嫌いである。
絶対、一生買わない

もし今後、ソニーがゲーム業界でシェアNo.1になったとして、ソニー製品を買わないとゲームがやれないという状況になったとしたら、私はゲーム自体辞める。
きっとこんな人、私以外にもいるだろう。