全編BOØWYの楽曲で構成された氷室京介のチャリティライブ
- 公開日 : 2012年2月23日
- カテゴリ : レビュー
去年のことだが、東日本大震災の復興支援のために氷室京介が全編BOØWYの楽曲で構成されたチャリティライブを行ったことは有名である。
「東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”」というやたら長い名前でDVD化もしている。
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このような話題を出すと私の世代(34歳)がより明るみに出てしまうためあまり進んで書こうとは思わないのだが、今回そのDVDを購入したので早速観てみた。
曲目は以下の通りである。
- 1. DREAMIN’
- 2. RUNAWAY TRAIN
- 3. BLUE VACATION
- 4. ROUGE OF GRAY
- 5. TO THE HIGHWAY
- 6. BABY ACTION
- 7. JUSTY
- 8. WELCOME TO THE TWILIGHT
- 9. BAD FEELING
- 10. “16”
- 11. LONGER THAN FOREVER
- 12. MEMORY
- 13. B・E・L・I・E・V・E
- 14. 季節が君だけを変える
- 15. B.BLUE
- 16. MARIONETTE
- 17. PLASTIC BOMB
- 18. DOWN TOWN SHUFFLE
- 19. BEAT SWEET
- 20. RENDEZ
- 21. ONLY YOU
- 22. IMAGE DOWN
- 23. ON MY BEAT
- 24. HONKY TONKY CRAZY
- 25. NO.NEW YORK
観て最初に思ったのは「しかしよくこれだけのお客さんが集まるものだな」ということであった。
会場である東京ドームの客席が映像に映し出されると、相当な数のお客さんが入っていることがわかる。
氷室京介がBOØWYの曲を歌うのは別にこれが解散後初めてというわけではなく、何年か前にBOØWYの曲とソロの曲を両方歌うというコンセプトのツアーを行っているし、それはCDやDVDとしても発売されている。
なのにこんなに人が集まるということが驚きである。
「そりゃあもちろん全編BOØWYの楽曲だからだよ!」
おそらくそれが正論だろう。
しかし、待て。
「全編BOØWYの楽曲」ということは氷室京介ソロの代表曲「KISS ME」や「LOVER’S DAY」、「Claudia」などは歌ってくれないということでもある。
ClaudiaなどはわかるがKISS MEを氷室が今のライブで歌うのか? と言われればそれはたしかに疑問の残るところであるが、問題はあくまでも可能性ということである。
このライブは「全編BOØWYの楽曲」と銘打っている以上、それらの曲を歌ってくれる可能性はゼロだ。
そう思いながらこのDVDを観ていると少し残念な気持ちになってしまうのは私だけだろうか。
私は年齢的に見てもBOØWY世代から少し外れているため(少し若い)、なおさらこのように感じてしまうのかもしれない。
ちなみに、「BOØWY」という単語を声に出して言うとき、
ボウイ(「イ」にアクセント)
ではなく、
ボウイ(「ボ」にアクセント)
と発音するのがおそらく正しいというのはご存じだろうか。
これは同じようでまったく違う。
バランの放つ北斗剛掌波とケンシロウの放つ北斗剛掌波ぐらい違う。
以前から氷室もこのように発音しているし、確か布袋もこのように発音していたと思う。(なにかの映像で見たと思う)
と偉そうに言ってみたが、私自身がそれを理解しているにもかかわらず、昔から間違ったほうの発音をしているのであった。