iOS6へのダウングレードの手法を使ってiPhoneの復元をしてみた

私の携帯は今でもiPhone4sである。
調べてみるとiPhone4sの発売日は2011年10月14日らしい。
この2016年現在になってもまだこんなに古い機種を使っているヤツはそうはいないだろう。
もちろんこれがメイン機であり、私は現在この1台しか携帯を持っていない。

最近、このiPhone4sが調子が悪くなり、通信が全くできなくなるという症状が頻発するようになった。
画面右上のキャリア表示はきちんと表示されており、電波マークも常に3本~5本は立っている。
iPhoneのキャリア表示
しかし、全く通信ができない。
Googleのトップページのような軽いページでさえ、ずっと読み込み中のまま開かない。

原因がどこにあるかを特定する

このような場合、まずは原因を特定するために一つ一つ確認していくことが重要である。

まず、キャリア表示がきちんとできているということはSIMカードの認識は問題がないといえる。
次に、ドコモの障害情報を確認しても特に通信障害は起きていなかったので、原因はiPhone側にあると考えてほぼ間違いがない。

本来ならiPhoneの復元を行えば直る

本来、このようにiPhoneの調子が悪くなった場合は、PCのiTunesを使って「iPhoneの復元」を行えば簡単に直る。
iTunesでのiPhoneの復元

しかし復元を行うとOSのデータを丸ごと入れ替えることになるため、自動的に最新バージョンのOSになってしまうことになる。
iOS6を維持したい私にとってこれは非常にまずい。
そこで私は仮説を立てた。

「iOS6へのダウングレードができるのなら、復元もできるのではないか?」

と。
つまりダウングレード手法を使い、現在のiOS6.1.3の端末へiOS6.1.3を再び入れ直すのだ。
iOS6へのダウングレードのやり方については、過去にこのブログでも解説しています。

  1. iPhone4sをiOS8からiOS6にダウングレードしてみた
  2. SHSHなしでiPhone4sをiOS6にダウングレードするための注意点や事前準備
  3. SHSHなしでiPhone4sをiOS6にダウングレードするためのやり方・コマンド操作解説

自分が書いたコマンド解説のページを見ながら、実際に復元をやってみた。

ダウングレード手法によって復元は可能か?

結論から言ってしまうと、可能でした。
自分が書いたページの内容(コマンド)をコピー・ペーストしていくだけで復元が完了してしまい、我ながら「素晴らしい内容のページだな」と思いました。
ダウングレード手法によって復元
多少わかりにくかった点は修正したり画像を追加しておいたので、今まで以上にわかりやすい解説ページになったのではないかと思います。

結果、復元をしたことで通信もできるようになり、何が原因だったのかわかりませんがまだまだ使えてしまう携帯になりました。
これで失敗するようなら、Nexus5xを買う気満々だったのですけどね。