モンハン3Gのピアスのバグ

MH3Gとニンテンドー3DSピンク
モンハン3Gにはバグがいくつかあるが、その中でも特に致命的な大きなバグがある。
それは、「全ての闘技大会クエスト(12種)を全武器でクリアした際に入手できるはずの剣聖のピアスと増弾のピアスが、それ以前の特定の行動により入手不可能になる」というものだ。
その特定の行動というのは、100人が普通にプレイしたら最低でも90人以上は確実に行うようなごく普通の行動である。

なので、このバグを知らずにプレイした人は、ほとんどの人が前述の剣聖のピアスと増弾のピアスは入手できなくなると言って差し支えない。
それほど致命的バグなのだ。
ちなみに剣聖のピアスと増弾のピアスというのは、このゲーム内において非常に存在価値の高いものである。

しかし、カプコン公式サポートページでこのバグの存在を認めたのが確か2月。
それから1ヶ月以上が経過しているのにも関わらず、その後の対処はされていない。(2012年3月31日現在)

言うまでもないことだが、私は闘技大会クエストはすべての武器でクリアしていた。
しかし前述のピアスは入手できていない。
見事にこのバグの被害者になっていたのだ。

バグ発覚の時点で350時間程度はプレイしていたので、結構プレイしていたと言える。
しかし、私はこのバグが発覚してからモンハン3Gをプレイする時間が極端に減った。
それどころか3月に入ってからはほとんどプレイしなくなり、先日(3月28日)ついにモンハン3Gをゲームショップに売ってしまった。

ゲームにバグがあるのは仕方ないが・・・

ゲームにバグがあるのは仕方がないとも思う部分も正直ある。
しかし今回のバグのように、普通にプレイしていたら9割以上の人がハマるようなバグなんてものは、発売前のテストプレイで発覚して当然であるし、修正してから発売するのが当たり前のことである。
それなのにこのような事態になっているということは、そのテストプレイが充分にできないほどのタイトな開発スケジュールであったのだろう。

そして最も問題なのは、このバグの存在を公式サポートページで認めていながら1ヶ月以上も対処がなされていない点である。

さらに言えば、今回のような9割以上の人がハマるバグが存在するにも関わらず、その存在の告知がサポートページに書かれているだけで、モンハン3Gのトップページには何も警告されていない点も問題である。

さらにさらに言えば、そのようにバグの警告をロクに周知していない状況であるにもかかわらず、「モンスターハンター3(トライ)G はじめてハンターパック」というパッケージを新たに発売しているのも大問題である。
ここまでくると、もはやカプコンという企業は信用できない企業であると言わざるを得ない。

確かにこのようなバグの対処をするということは、企業として利益が上がるわけではないどころかむしろ出費をするわけだから、モチベーションが上がらないのは理解できる。
しかし、私のようにお金を払ってそのソフトを購入した人は当然落胆するだろう。

また、前述のような企業態度を見ていると、落胆を通り越してやがて怒りへと変わってくる。
事実私はそれが原因でモンハン3Gを売ってしまったし、次回作である4も本来は購入する予定であったが思い直し、絶対に購入しないことにした。

対応の遅さに腹が立ったので売却

なのでモンハン3Gを売った際に、同時に3DS本体も売ってしまった。
所有期間およそ3か月。
購入価格から売却価格を差し引くとおよそ6000円である。
6000円で350時間以上遊べたのだからいいじゃないか、と思われるかもしれない。

しかし、問題はそこではない。
前述のようなユーザーをバカにした企業態度が問題なのだ。
バグがあるのは仕方がない。
しかし、それに対する対応が悪いということである。

そのような企業とは今後関わりたくないので、その企業の商品などは一切買わない。
今後、私はカプコンのゲームを購入することはもう二度とないだろう。