写真のサイズ(解像度やファイル容量)を小さくするやり方

写真のサイズを小さくする
では今回は、携帯やデジカメで撮った写真サイズ(解像度やファイル容量)を小さくする方法を説明しよう。

先日書いた「写真サイズを縮小する際の注意点」を読んでいない方は必ず先に読んでおくことをおすすめします。
読んでおかないと取り返しのつかないことになってしまうので、以下の作業をする前には必須の知識である。

Jtrimをダウンロードする

写真のような画像ファイルを編集(解像度やファイル容量を小さくする)するソフトは無料のものから有料のものまで多く存在するが、今回は動作が軽くてインターフェースも直感的にわかりやすく、さらに無料で公開されている「JTrim」というソフトを使う。
JTrim公式ページからのダウンロードは以下のページからしてください。
http://www.woodybells.com/jtrim.html

ページ中央あたりにDOWNLOADの箇所があり、書庫版とセットアップ版の選択肢があるが、通常はセットアップ版をダウンロードしておけばよいでしょう。

写真のサイズを小さくする手順

ダウンロードしてインストール完了後に起動すると、以下の画像のようなウインドウが表示される。
画像編集ソフト・JTrimの初期画面

そして、編集したい画像ファイルをドラッグしてこのJTrimのウインドウ内に放り込む。
すると、携帯やデジカメの画面で再生した際には以下の画像のような写真でも、
携帯やデジカメで撮影した写真

JTrimでは以下の画像のようにウインドウ内に収まらない大きさで表示される。
携帯やデジカメで撮影した写真をJTrimで開いた場合

なぜこのような表示になるのかと言うと、携帯やデジカメの画面で再生する場合は、その画面内に収まるように自動的に縮小されて表示されるからだ。

しかしJTrimの場合は本来の解像度そのままの大きさで表示するため、解像度の高い最近のカメラで撮影した写真はウインドウ内または画面内に収まらない大きさで表示されることになる。

ちなみに写真の解像度はウインドウ右下あたりの部分に表示されている。(下の画像参照)
JTrimでの解像度の表示場所
この写真の場合は2592×1944と表示されているので、計算すると5,038,848ピクセルということになり、500万画素のカメラで撮った写真であることがわかる。
最近のカメラは最低でも1000万画素前後ぐらいはあるので、JTrim上で表示するとこれよりもさらに大きく表示されることになるだろう。

話が逸れてしまったが肝心の解像度の落とし方は、以下の画像のようにメニュー項目から「イメージ」、「リサイズ」と選択し、
リサイズを選択

出てきた設定ウインドウ内の数字を小さくすればOKである。(下の画像参照)
JTrimの画像縮小の設定ウインドウ

縦横の比率を保持する」にチェックを入れておくと、横幅または縦幅のどちらか片方の数値を変更すればそれに応じて自動的にもう片方の数値を変更してくれる。
なので基本的には常にチェックを入れておくと良い。

もし編集作業を間違えてしまった場合は、メニュー項目から「編集」、「元に戻す」を選べば、1つ前の段階にいつでも戻すことができる。(下の画像参照)
JTrimの作業内容を戻す

編集作業がすべて終了したら、メニュー項目から「ファイル」、「上書き保存」を選べば保存される。(下の画像参照)
上書きを避けたい場合は、そのすぐ下にある「名前を付けて保存」を選んで保存すればよい。
JTrimでの上書き保存方法