なぜスマホの毎月の維持費はこれほどまでに高いのか
- 公開日 : 2015年4月17日
- カテゴリ : スマートフォン
私は前々から思っていることがあるのです。
スマホの毎月の維持費はちょっと高過ぎるのではないか、と。
私が現在使用している携帯はauの契約なので、試しにauのウェブサイトに行って料金を見てみると、
このようにauのおすすめするプランによる料金シミュレーションがある。
そして次のページに進むと、
と表示され、月々の料金は8,000円になる。(税抜)
しかもこのプランでのデータ通信は月に5GBまでで5,000円ある。
以前は5,700円ぐらいの定額料で7GBだったから(後述)、割高になった気がしないでもない。
あまり通信をしない人にとってはこの方がいいけどね。
そしてauの場合は旧プランというのも選択できるようで、それを選択してみると、
それでも月に約7,000円である。
その下にauスマートバリュー適用時の価格や学割適用時の価格などが言い訳のように表示されているが、これを適用できる人は限られるので私は参考にしない。
携帯1台につき、月に7,000~8,000円というのは高すぎるのではないだろうか。
しかもこれは最低限かかる価格であり、ここからさらにオプションなどによってはまだ上がるのだ。
スマホの維持費は高すぎる
最近では携帯電話を持っていない人のほうが少ない時代である上に、各キャリアがCMなどでスマホを全面推ししていることもあって、スマホを契約する人が非常に多い。
結婚して子供がいる家庭ならば夫婦でまず2台、子供が中学生や高校生ぐらいであればスマホを欲しがると思われるのでさらにそれで1台以上。(子供の数に応じて)
一つの家庭につき、最低でも3台はスマホが契約されていることになる。
ということは単純計算で月の維持費は20,000円前後になるのだろうか。
同一名義で複数契約することで安くなるとか、契約期間に応じての割引もあるだろうから、実際にはもう少し安いのかもしれない。
でも、私から言わせれば高い。
実は私が現在使用しているスマホは2年ほど前に契約したiPhone5なのだが、これは毎月2,700円で維持をしている。
通話・SMS、定額データ通信、テザリングオプションにまで入ってこの価格だ。(2年間限定。それ以降は価格が上がる)
しかし、これはかなり特殊な例である。
たまたま自宅の光回線がauスマートバリューが適用できるものだった上に、2年前に抜け道的な契約のやり方があってその時に契約したため、このような価格での維持ができている。
もちろん今はもうできないらしい。(少なくともスマホの契約では)
2か月後に解約月になるので、MNP(ナンバーポータビリティ)で他社に移行することを考えているのですが、この価格での維持を経験してしまうと毎月6000円以上とかバカらしくて払う気にもならない。
今後も毎月3,000円ぐらいでスマホの運用ができないかと心から思う。
格安SIMで運用する
そこでいろいろと検討した結果、今後は格安SIMでの運用にすることにした。
今さら格安SIMに移行するのも少し遅い気もするが、実際に身近な人の中で格安SIM運用をしている人がいるかというと、意外にも一人もいない。
というわけで、たまたま解約月が迫ってきたこの機会に、格安SIM運用を試してみようと思います。
続く。
2015年4月21日追記:「キングモバイルのSIMロック解除アダプタを使い、au iPhone4sをIIJmioの格安SIMで維持する」という内容を書きました。