型番AX050のSIMを日本gevey GPPのSIMロック解除アダプタで使用する

以前このブログで書いた通り、私のiPhone4sはキングモバイルのSIMロック解除アダプタを使用して運用している。

参考ページ:キングモバイルのSIMロック解除アダプタを使い、au iPhone4sをIIJmioの格安SIMで維持する

しかし、このSIMロック解除アダプタは型番がAX050から始まるドコモのSIMだと「不正なSIMです」と画面上に表示されて使用できないという弱点がある。(ドコモ以外のキャリアは知らない)
場合によっては「SIMに問題あり」とか出る時もある。
AX050番のSIMカード
どちらにしても電波を掴むことができないので、携帯電話として役に立たない。

日本gevey GPPのSIMロック解除アダプタの内容物

そこで今回、日本gevey GPPのSIMロック解除アダプタを使用してみることにした。
商品はこちら。

実際に送られてきた商品はこちらである。(写真を撮る前に開封してしまいました)
GPP geveyのSIMロック解除アダプタ
パッケージの背景画像を見てわかるように、iOS6で使用できるのは間違いない。(iOS6のデフォルト画像)
さらにiOS7やiOS8でも使用できると書いてあり、すごい商品である。

中身は以下のようなものが入っている。
SIMトレイとアクティベーションカード
これはSIMトレイとアクティベーションカードである。

そして最も重要なのが以下のSIMロック解除アダプタである。
GPPのSIMロック解除アダプタ

注意点1:接点が6つのタイプの場合はマスキングする必要あり

接点をマスキングテープで塞ぐ
上の写真を見てわかるように、6つある接点の1つをマスキングテープで塞いでいます。
これはどうしてなのかを説明します。

この商品の古いバージョンだとこの接点が6つあったらしく、私のように上中央の接点を塞がないと使用できない場合があるそうです。(amazonでのレビューやネット上の情報から)

しかし私が今回購入したものは新しいバージョンのもののようで、最初から5つの接点しかありませんでした。
(それについて書かれていた用紙も同梱されていた気がしますが、捨ててしまいました)

ですから別にマスキングテープを貼らなくてもおそらく使用できるのだとは思いますが、念のために貼っているというわけです。

注意点2:SIMトレイの溝が浅い

同梱のSIMトレイ
この商品に同梱されているSIMトレイは溝が浅く、これに上記のSIMロック解除アダプタとSIMカードを重ねてiPhone4sのスロットに挿入しようとすると、厚くなりすぎて力で無理やり押し込む感じになります。

挿入できないことはないですが、次に引き出すときのことを考えると多少不安が残ります。
SIMカードスロットが壊れてiPhone本体が使えなくなるケースもあるようなので、少し気を付けたほうが良いでしょう。

その点で、キングモバイルのSIMロック解除アダプタに同梱されていたSIMトレイはこれよりもわずかに溝が深いようで、SIMロック解除アダプタとSIMカードを重ねても無理なくiPhoneのSIMスロットに挿入できます。

SIMトレイのためだけに上記の商品を購入するのは高い気もしますが・・・。
SIMトレイの見た目の品質は、今回購入した日本gevey GPPのやつのほうがいいんですけどね。

型番AX05のSIMカードが使えるか?

結論から言うと、使えます。

iOS6.1.3のau iPhone4sですでに2週間以上使用していますが、圏外になるようなこともなく通信も非常に安定しており、空いている時間だと3G通信で4~5Mbbsぐらい出たりします。
SIMカードはBIC SIMであり、IIjmioと全く同じです。
ビックカメラ店頭で販売されているIIJmioのSIMをBIC SIMといいます。
IIJmioの3G通信での速度

テザリングも安定して使用できるしこれで月々1,600円なので、今後2度とドコモやauのような大手キャリアに戻ることはないでしょう。(この金額のプランだと通信量は月に3GB)
IIJmio、iPhone4sでのテザリング

IIJmioの音声通話パックのリンクを貼っておきます。
ちなみにIIJmioでの音声通話付きのSIMのことを「みおふぉん」といいます。
これを買ってネットから契約申請するのですよ。
MNPで番号移行させることもできます。

IIJmio公式サイトの料金ページでは「パッケージ価格/初期費用」が3,000円(税抜)と記載がありますが、以下のパッケージを安く購入することで、この初期費用を安く済ませてしまうことができるのです。
みんなこれにすればいいのに、とさえ思います。