糞なゲーム(クソゲー)を買ってしまった時の正しい対処法

買って後悔
糞(クソ)なゲームのことは通称「クソゲー」と言われますが、そのようなゲームを購入してしまった場合、どのように対処するかを今回は考えてみたいと思います。

検索エンジンからこのページへ辿り着いたような人は、おそらくクソゲーを購入してしまった人なのでしょう。
そんな可哀想なあなたのために、私が適切な対処法をお教えしましょう。

クソゲーとは?

クソゲーとはWikipediaでの解説によると、

クソゲー、糞ゲーとは、「クソゲーム」の短縮形で、ユーザーやゲーム評論筋がコンピューターゲームを酷評する際に用いる言葉である。また、その評価が与えられた個々のゲーム作品に対しても用いる。

クソゲーと呼ばれるゲーム作品は、例としては「難しすぎて、やる気がなくなってしまうゲーム」「ゲームシナリオや設定が悪く、一貫性に欠ける」「安易なキャラクターゲーム」などが挙げられている。クソゲー – Wikipedia

とある。
それよりも、Wikipediaにクソゲーの説明ページがあること自体が驚きである。
私が子供の頃はクソゲーという言葉がまだ一般的ではなく、むしろクソゲーのほうが多い時代であった。
糞なソフトでも売れた時代だったとも言える。

ちなみに私もクソゲーを購入した経験は人生の中で何度かありますが、ここ最近は「モンスターハンター4Gがクソな理由」のページで紹介したモンハン4G以来はゲームを購入していないので、クソゲーの屈辱を味わっていません。

厳密に言うと、モンハン4Gぐらいの内容ならまだそれなりに遊べるので、本来の意味でのクソゲーには該当しないと思います。
あれは「モンハンというシリーズ作品の中で期待外れの出来」と言う意味で、私が個人的にクソ認定をしているだけです。

クソゲーを買ってしまった時点であなたはすでに敗北している

ここで厳しい現実をあなたに突き付けよう。

クソゲーというものは、買ってしまった時点であなたはすでに敗北している。

ということである。
中古で購入したのだったらまだ救いがあるが、もし新品で購入していたのだとしたらあなたは完全に敗北者である。

なぜなら、新品で購入したということは、そのメーカーには利益が入っているからだ。
利益を得るためにゲームソフトを開発・販売し、その予定通りに利益が入ったわけだから、メーカー側は目的を完全に達成できている。
糞を売って利益を得る。
恐ろしい話ではありますが、あなたはその被害者なのだ。

まずはその現実を厳粛に受け止め、「クソゲーの屈辱」というものをしっかり味わうことが重要(醍醐味)である。
大丈夫。クソゲーの屈辱を味わうのはあなただけではない。
古くは「たけしの挑戦状」や「デスクリムゾン」など、多くの人がその屈辱を味わっている。
だから何も落ち込むことはない。これはもらい事故なのである。
そして、その上で次なる対処法を考えていかなければいけない。

負けてからの足掻きその1:大手サイトのレビューで最低評価を付けておく

上記のように、クソゲーを購入してしまったあなたはすでに敗北している。
しかし、次なる被害者を出さないように防ぐことが、糞を売りつけてきたメーカーに対してできる1つの対抗手段である。
これ以上、糞で利益を出させてはいけない。

多くの人が見るであろうAmazonや価格.comのような大手サイトにはレビュー欄があり、ここに最低の評価を書きこむことで現在購入を検討している人を思い留まらせることができるかもしれない。

もちろんその際は感情的に書いてはいけない。
冷静かつ客観的に悪い点を書くことで、購入検討者はその批判的内容を受け入れやすくなる。

負けてからの足掻きその2:1日でも早く中古ショップに売る

新品で購入してしまっている場合、おそらくまだ買取価格がそれなりに付くと考えられる。
基本的に、クソゲーというものは中古ショップでの買取価格の下がり方が激しいので、1日でも早く売ってしまうことが肝要である。

「え!?昨日問い合わせた時は4300円だったのに、今日は3500円なの!?」

ということが普通にあり得る。(過去に経験あり)
そして、そのような値の下がり方をするソフトは、他の店でも同じように値下がりしているものである。

私が1年前に購入したモンハン4Gは新品で6000円ぐらいだったのが、発売から2か月で買取価格は3000円程度であった。
人気シリーズでこの落ち方は早いと思う。
「クソなりに一応遊べるのに、こんなに安い価格で売るのはもったいないかな」と当時思ったものだ。

しかし、ここで執着してはいけない。
1日でも早く売ることで、被害額を最小限に抑えることが重要である。

株式投資では、買った時よりも値が下がった時に売ることを「損切り」と呼ぶ。
株のような投資の場合は、売らずにそのまま持ち続けていれば値が戻る、または買った時よりも値が上がる可能性もあるため、なおさら損切りをするのは難しい。
売った時点でその可能性は0になり、負けを認めることになるからね。
そして、損切りができずにさらに被害額が広がるのが初心者の基本である。

つまり、損切りは非常に大事である。
潔く負けを認め、被害を最小限に食い止める。
何度も言いますが、クソゲーは買った時点であなたはすでに負けているのです。

早い段階で中古ショップに売るもう1つの意味

1日でも早く中古ショップに売ってしまうのには自分の被害額を最小限に抑えること以外に、もう一つとても大きな意味がある。

あなたが中古ショップにソフト(クソゲー)を売った場合、そのソフトは中古商品としてその日からその店の棚に並ぶことになる。
その後、そのソフトを買おうかなと思って来店した人が「新品で買うつもりだったけど、中古があるならそっちのほうが安いから中古のほうを買おう」となると、本来なら売れるはずだった新品の商品が1本売れなかったことになる。

中古商品がいくら売れてもメーカーには利益が入らず、販売本数にもカウントされないので、あなたが売った1本が間接的にメーカーの売り上げを1本減らしたことになる。

たかが1本しか変わらないじゃないか。と思うのは間違いである。
なぜなら、あなたと同じようにそのクソゲーを購入してしまった人は世の中全体でたくさん存在し、クソであるが故に早い段階で売る人もたくさん存在するからだ。
その結果、そのクソゲーの販売本数は伸び悩むことになる。

メーカーは発売後の販売本数を予想した上でそれに見合う開発費を用意し、ソフトを制作する。
最近のゲームは開発費も莫大な金額なので、予想していた本数が売れないことはメーカーにとって痛手である。(赤字が出るかまでは知らない)

クソゲーを買ってしまったあなたはすでに負けてしまっている。
しかし、次の購入者を減らしたことはメーカーにダメージを与える反抗の一手となることでしょう。
今すぐ売ってしまえ!