ホームページやブログにWordやExcelの文書の掲載が良くない2つの理由

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WordExcelで作った文書(ファイル)をブログホームページなどに掲載し、アクセスしてきた人に見てもらいたい場合がある。

何かの申込書類など、各々に書き込んでもらうような文書の場合はWordやExcelの文書をブログなどに載せておくのも良いが、ただ見てもらうだけ、つまりその後の編集が必要ない文書の場合は、テキストとしてブログなどに直接書き込むほうが良い。

それはなぜか?
今回はその大きな理由を2つ説明しよう。

理由1:SEOの面で意味がない

まず1つめの理由として、WordやExcelのファイルというのはPDFファイルと同じく、検索エンジン対策という面で効果ゼロだからだ。
仮にその文書の中でどのような語句が使われていたとしても、それが検索エンジンにヒットすることはない。(仮にヒットしたとしても通常のテキスト文字より弱いはず)

理由2:PCにOffice(WordやExcel)ソフトが入っていないと見ることすらできない

2つめの理由としては、アクセスしてきた人のパソコンにOffice(WordやExcel)がインストールされていない場合、そもそもそれらのファイルを開くことができない。

LibreOfficeやOpenOffice(下記リンク参照)のような無料のソフトを使うことで一応開くことはできるようになるが、互換性が完全ではないため、レイアウトが崩れたりすることはあり得る。(内容ぐらいは見れる)

LibreOffice
http://ja.libreoffice.org/
OpenOffice
http://www.openoffice.org/ja/

なるべくならテキスト、せめてPDFに変換して掲載すべき

というような理由から、その後の編集が必要ない文書の場合はテキストとしてブログなどに直接書き込むのがベスト、ということになる。

次点として、せめてPDFファイル化してから掲載するほうが良い。
PDFファイルならばAdobe Reader(下記リンク参照)をインストールすることでどのパソコンからでも閲覧することが可能なうえ、すでにAdobe Readerをインストールしている人が多いことも利点である。

また、ブログなどのWebページと違ってPDFでの文書は印刷に向いているという利点もある。
しかしPDFファイルもWordファイルなどと同じく、検索エンジン対策として不向きであることは忘れてはならない。(不向きだがたまにヒットする)

Adobe Reader
http://get.adobe.com/jp/reader/

しかし今回、お客さんから質問されたついでにWordやExcelの文書(ファイル)をPDFファイル化するやり方を説明しようと思います。
前置きが長くなってしまったので次回に続く。

次回記事:Wordで制作した文書をPDFに変換するやり方