リファラスパムを判別し、Googleアナリティクスから除外するやり方
- 公開日 : 2015年7月18日
- カテゴリ : Web制作
今回はGoogleアナリティクスのデータからリファラスパムを除外するやり方を説明します。
リファラスパムとは何かを知りたい方は「アクセス解析のデータを狂わすリファラスパムとは?」のページをご覧ください。
まずGoogleアナリティクスにログインし、「集客」、「参照サイト」を選択する。
そしてページ右側を少し下にスクロールすると参照サイトが一覧で表示されている。
初期設定では10件ずつの表示なので、一気に多く見たいときは表の右下にある「表示する行数」のプルダウンメニューから選ぶ。
ここまでは上記の「アクセス解析のデータを狂わすリファラスパムとは?」のページでの説明と同じである。
リファラスパムの判別方法
さて、ここで表示されているURLが参照サイト、つまりリファラの一覧なのだが、
この中でスパムに該当するのはどれかを判別する必要があります。
この判別は経験によってある程度予測できるようにはなりますが、リファラスパムのURLは次から次へと新しいのが出てくるので、知らないものも当然あったりする。
facebook.com(フェイスブック)やkakaku.com(価格.com)のような有名なドメインであれば、見ただけでこれはスパムではないとわかる。
しかし、見てわからないものがあった時にはどうするか?
例えば、参照サイト一覧の中の以下のURLが怪しいと思ったとする。(search.azby.fmworld.net)
でももしこれがスパムだった場合、このURLに直接アクセスするのは危険だし、それがスパマーの狙いなのでクリックするのもシャクである。
そのようなURLがあった場合には、これをコピー・ペーストでGoogleで検索する。
この検索結果を見る限り、どうも@niftyが運営している検索サービスのようだ。ということがわかる。
つまり、search.azby.fmworld.netはリファラスパムではないことになります。
ちなみに、リファラスパムのURLを検索すると、だいたい以下のような検索結果が出てくるのですぐにわかる。
リファラスパムURLの除外の手順
リファラスパムは何十や何百の種類があり、今後も増えていくので一覧にしていたらキリがない。
それに、それら何百のリファラスパムのすべてが自分のサイトに来るとも限らないので、いちいちすべてのURLの除外設定をしてはいられない。
アクセス解析を見ていて見つけ次第、除外の設定をするのが良いのでしょうか?
「フィルタ名」、「フィルタの種類」、「除外:フィルタフィールド」、「除外:フィルタパターン」を選択・記入します。
「フィルタ名」は自分がわかりやすい名前を付ければOKです。
「フィルタの種類」は「カスタム」を選択してください。
「除外:フィルタフィールド」は「参照」を選択してください。(参照サイトにフィルタをかけるので)
「除外:フィルタパターン」にはリファラスパムのURLをコピペで貼り付けると間違いがないでしょう。
ここでフィルタパターンに入力するURLにwwwを付けるか否かが気になる人もいるかと思います。
冒頭で説明した参照サイト一覧表に表示されているURLで、wwwが付いているものは付けたまま、wwwが付いていないものは付けずに記入すると良いです。
以上の入力が済んだら、一番下にある「保存」ボタンを押します。
登録したものがフィルタ一覧に表示されれば設定はできています。
このフィルタ一覧表も初期設定では10行しか表示されないことに注意してください。
それを知らないと、10件目以降のフィルタ設定をしても「登録したのに一覧に出ないじゃん!」となります。(実際に私がなった)
アナリティクスに限らずアドセンスやAndroidなど、Googleのインターフェースって少しわかりにくいと感じるのは私だけでしょうか?