毎月のスマホの料金を安くするために必須になるSIMカードの基礎知識

ノートPCとコーヒー
かなり初歩的な話になりますが「SIMフリーとかSIMロックとは一体何か?」ということを今でも知らない人が結構多くいるようで、先日またそれに関することを人に聞かれたことがあった。

私はよくこういうことを人から聞かれる。
きっとみんなそれだけ毎月のスマホの料金が高いと感じている顕れなのではないかと思う。

例:私に聞いてきた人の毎月の料金

実際に聞いてみたら、その人は携帯の毎月の料金が27,000円ほどだそうだ。(自分8,000円・嫁さん19,000円)
そのうちの1台は仕事に使っているので、通話料によって高くなってしまっているらしい。

さらに最近になって2人の子供に携帯(おそらくスマホ)を与えることを検討中らしく、それらを含めると毎月40,000円を超えそうだ(泣)。とのことであった。
もはやアパートの家賃と変わらない。(愛知県は40,000円でアパート借りられます)
たかが携帯に恐ろしい金額である。

このように毎月の携帯の料金が高いことをなんとかしたい人は、このページの内容を読むことで1台につき毎月5,000円は安くすることができるでしょう。
こちらから請求はしませんが、実際に安くなった際には私の口座に謝礼を振り込んでください(笑)

とは言っても、このページではまず基本知識であるSIMカードについてを解説します。
これを知っておかないと始まらないと言っても過言ではありません。

そもそもSIMとは何か?

「SIMフリー」とか「SIMロック」という言葉のSIM(シム)とはそもそも何かをまず知る必要があります。
SIMとは「SIMカード」のことを指しており、以下の写真ようなもののことです。
SIMカード

裏面は以下の写真のようになっており、大きさの比較用にたばこを並べてみます。
SIMカードの裏面

SIMカードにはあなたの電話番号などの契約情報が記録されています。
ドコモで契約した人はドコモのSIMカード、auで契約した人はauのSIMカードが発行されているのです。(厳密には貸与らしい)
SIMカードは今はどんな携帯にでも入っており、もちろんあなたが今使っている携帯にも入っています。

つまり、あなたの契約情報が記録されたSIMカードを携帯に入れたうえで電話やメールをすると、あなたにその料金の請求が行くことになるわけです。

月7GBの通信制限を食らって通信ができなくなった人も、友達や家族のSIMを借りて自分の携帯に入れると再び通信できることになります。
もちろんその通信料の請求は、そのSIMカードの契約者に行きます。(だから普通は貸し借りするものではない)

SIMスロットの出し方

SIMカードを入れるトレイのことを「SIMトレイ」とか「SIMスロット」などと呼びます。(以下、SIMスロット)
本体の側面にあったり、機種によっては裏蓋を開けた中にあるかもしれません。

例えば私が最近までメイン機として使用していたiPhone4sの場合だと、本体の側面にこのようなSIMスロットがあり、
iPhone4sのSIMスロット

そこにある小さな穴にピンを挿して軽く押し込むと、SIMスロットが出てきます。
SIMスロットの出し方

SIMカードの大きさの種類

SIMカードの大きさには種類があります。
先ほどiPhone4sから出したSIMは以下の画像の一番左になります。
シムの大きさ比較
左が標準サイズのSIM、真ん中がマイクロSIM(micro-SIM)、右をナノSIM(nano-SIM)といいます。

契約情報が記録されている点はどの大きさのSIMでも共通です。
なぜ大きさに種類があるかというと、携帯の機種によってどのサイズのSIMを使用できるかが決まっているからです。
早い話がSDカードと同じです。

もちろん「変換アダプタ」というものも存在し、これによって大きさを変えることができます。(写真はナノSIMをマイクロSIMに変えるアダプタ)
SIMカードアダプタ

以下のようにナノSIMをアダプタにはめることによって、マイクロSIM対応の携帯に使用することができるようになるのです。
ナノSIMをアダプタにはめる
つまり「大は小を兼ねる」ではなく、「小は大を兼ねる」のです。

一般的にSIMカードの再発行には料金がかかるので、最初の発行時(契約時)に最も小さいサイズであるナノSIMにしておくとベターでしょう。