パソコン購入の際の選び方

私が現在使っているパソコンは私の人生において3台目である。
21歳の頃、初めて購入したパソコンはiMacのブルーベリーというやつである。(下画像参照)
iMacブルーベリー
これがまた性質の悪いパソコンで、とにかくすぐフリーズするし使いにくいこともあり、それが原因で私は当時パソコンが大嫌いであった。

パソコンの調子が悪くなった際に、いきなり電源コードを引き抜くパソコンを殴る手っ取り早く解決するためにパソコンの中のデータのバックアップもとらずいきなりクリーンインストールを行う、などの手荒な手法はこのパソコンによって覚えたといっても過言ではない。
よい子はマネしちゃダメだ。
今にして思えば、この時代のパソコンはMac・Windowsに関わらずこのような完成度が普通だったのかもしれない。

詳しくない人は安いPCを買えばよい

そのような経緯もあって現在私はそれなりにパソコンに詳しくなったため、

「パソコンを購入する際にどれを購入したら良いか?」

という相談を友人・知人などから受けることがある。
それは何に使うためのパソコンか? と私も一応聞いたりするが、一般的にそのような質問をする人はパソコンに詳しくないわけだから、その用途もインターネットを見ることやWordExcelを使う程度の場合が多い。
Webブラウザでインターネットを閲覧したりWordやExcelを使用するぐらいならパソコンの性能をほとんど必要としないため、はっきり言ってどんなパソコンを購入しても問題ない。
今時、家電量販店などで売られているパソコンはそれぐらいの性能は十分有している。
なので私は前述の質問に対し、決まってこう答える。

「展示品を見て気に入ったデザインの中で、安いのを買いな。」と。

パソコンに詳しくない人ほど、比較的価格が高めのパソコンを購入したりする場合があるが、あれは間違いだと私は思っている。
一般的に、価格が高いパソコンほど性能も高くなる。
しかし、その性能を活かす使い方をしないわけだから、高い金額を支払うのは無駄である。

安いPCを早めの周期で買い替えていく

10万円のパソコンを購入するぐらいなら、5万円のパソコンを3~5年の周期で買い替えるほうが良い。
5年後に5万円で売られているパソコンは、今10万円で売られているパソコンよりもおそらく性能が高いだろう。
なので、安いパソコンを適度な周期で乗り換えていくことが最も良いのではないかと私は思っている。

しかし私自身がそのような手法を採用しているかといえば、そうではなかったりもする。
なぜなら私は動作の重いパソコンが何よりも大嫌いであるため、不必要なほど高い性能を有し、とにかく動作の軽いパソコンが好きだからである。
また、それだけの性能を必要とする作業もたまに行ったりするため、前述のような相談をする人とは状況が少し違うのである。

さらに、プレイしないくせに3Dゲームのあんなベンチマークソフトこんなベンチマークソフトを稼働させて得点を算出させたりしたいため、なおさら無駄な性能を求める傾向がある。
まあベンチマークに関しては、はっきり言って無駄だ。
やる必要がまったく無い。
そう理解していても、パソコン上でPS3レベルのグラフィックが動作していると、ゲーム機で動作させているのとはまた違った不思議な感動があり、不必要にいろいろなベンチマークを試してみたくなってしまうのはなぜだろうか。

なんなんだろうね、あの感動は。