Core 2 QuadとIvy Bridgeの体感的な比較

Ivy Bridge使用時のタスクマネージャ
半月程前の記事のとおりCPUをCore 2 QuadからIvy Bridgeに変更して半月ほどが経った。
この半月の間、毎日使用してきて思ったことは、

とにかくCPU使用率が上がらない!

ということである。
動画のエンコードでもしない限りはCore 2 Quadの時でもCPU使用率が50%を超すことはほとんどなかったが、Ivy Bridgeにしたらさらに上がらなくなった。

ブラウザでネットを見たりWordやExcelなどでCPU使用率が上がらないのは最近のCPUなら当然だが、Ivy BridgeはPhotoshopのような重い画像編集ソフトやブルーレイや地デジの視聴ソフト、YouTubeで動画を1080pの解像度で画面いっぱいに再生したりしてもCPU使用率は20%にも届かない。

冒頭の画像は、ブラウザでネットを見たり動画サイトで動画(この時は360p)を再生したりしているときのCPU使用率の様子である。
まったくすごいCPUだ。
ちなみに、3Dゲームは私はほとんどやらないしグラフィックボードが大したものではないので、まだ試したことがない。
でもそのうちやろうかな。

これでも現在最上級のCPUではない

驚きなのは、このCPUでも現在パソコンショップなどで販売されているCPUの中では最高グレードのものではなく、「中の上」あたりであることである。
Core i7 3960XCore i7 980のようなハイエンドクラスのCPUなどはその性能を一体何に使うのだろうか?
最近のCPUは日常使用においてすでに不必要なほどの性能向上を遂げてしまっているのではないかと思う。

そんなお金があったらSSDを購入したほうが体感的な速度は確実に上がるだろう。
でもやはり高性能なCPUというのは夢があるので、試してみたくなるのが漢(おとこ)というものだ。
現に私はSSDを持っていない。

温度は少し高め

また、巷で言われているようにIvy Bridgeはヒートスプレッダ内の熱伝導材にグリスが採用されていることもあるせいか、温度はCore 2 Quadと比較してちょっと高めである。
私の環境では常にCore 2 Quadより5~10度ぐらい高めの温度だ。

私はオーバークロックをせずに定格での使用であるために温度に関してはそれほど気にする必要はないのかもしれないが、常に温度監視ソフトを表示させて使用しているとどうしても気になる。
今のところ動画のエンコードをやったことはないが、もしやった時は大丈夫なのか? という不安はある。

しかもこれから夏だ。
2階である私の部屋は真夏の昼間はサウナのような異常な暑さになる。
大丈夫だろうか。