ページのデザインを変えてもアクセスは増えない

数日前にこのブログのデザインを少し変えた。
具体的にはサイドバーの一覧部分に画像が表示されるようにしたことと、
サイドバー部分に画像を表示

トップページの一覧にも画像を表示させるように変更した。
トップページ一覧に画像を表示

変更前はこれらの画像がない状態だったので、全体的に文字ばかりでとっつきにくいブログであったと思う。
Ajaxのチャット・バージョン4.0
今までに比べれば、今回のデザイン変更によって見た目としては随分見やすくなったと思う。
基本的にウェブサイトというのは適度に写真などの画像を使用したほうが、見る人にとっては見やすく・とっつきやすいページになると言われている。

しかし。

デザイン変更から今日の時点で数日経過するが、アクセス数に変化はない。
アクセス解析の結果1
当然ですが、デザインを変更したその日は私自身のアクセスが表示チェックのために増えています。
アクセス解析の結果2
そして次の日からは私自身はほとんどアクセスしていないので、普段通りの運用状態である。

はっきり言って全く変化がない。

まぁ一日のアクセス数が500前後しかないブログでは、デザインをちょっと変えたぐらいでアクセスが大幅に増えるということはないといういい例である。

ページの見た目を気にするのは素人である

一般のお客さんはページの見た目ばかりを気にするケースが多い。
見た目が良くなればアクセスが増えると勘違いをしているのです。

もちろん、明らかに素人が作っただろうなと思えるような酷いデザインのサイトが、ある日急にプロが作ったような綺麗なデザインに変われば、アクセスは目に見えて増えるかもしれない。(一時的に)

しかし、既にある程度の水準以上のデザインのサイトをそれ以上に洗練させたところで、それによってアクセスが大きく増えるということはない。

結局のところ、ウェブ上のページの価値はコンテンツ(内容)である。
そこに「人が必要とするような情報」が掲載されているかどうかにかかっている。

どんなに洗練されて美しいデザインのページだとしても「人が必要とするような情報」がそこに無ければ、見る人は増えない。
それ以前にまずそのようなページには、そのページへたどり着くためのルートがない。

たどり着くためのルートの一つが検索エンジンになるわけだが、現在の検索エンジンは「人が必要とする情報」が掲載されていないページは良い順位で表示されないので、そのようなページには誰も来ない。

そんなわけで、ページの見た目を今回の例ぐらい見やすく変えたところで、内容が変わらなかったらアクセスは増えないというお話でした。