MEGAUPLOADの閉鎖とDVDのコピーについて

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最近気になることといえばやはり、オンラインストレージサービスの存続が危ういということである。
MEGAUPLOADの運営者数名が著作権問題で逮捕され、アメリカ司法省と連邦捜査局(FBI)によってサイトが封鎖してしまったのは有名である。

Wikipediaで調べたところMEGAUPLOADは香港の会社だそうだが、このような事態になってくると他の海外のオンラインストレージサービスも非常に先の危うい運営をしていくことになる。

海外のオンラインストレージサービスは私も無料でちょくちょく利用させてもらっていたので、無くなってしまうと結構困る。
しかし、グレーゾーンな使い方をしている人が多いのは推測できるため、このようなサービスは今後消えてしまうかもしれない。

ただ、グレーゾーンな分野はいたちごっこという面も必ず存在するので、オンラインストレージサービスが無くなればそれで問題解決かというとそうはならないだろう。

ゲームソフトやDVDのコピーについて

ゲーム機で言えば3DSPS Vitaのような最新機種でさえ、いずれ割られて解析されることは間違いない。
「割る」というのは、有料のものを解析したりして無料で手に入れたり使用したりすることである。

ただし、だからといってメーカー側も割れ対策を全くせず無防備のまま製品を造ることは良くない。
多少なりとも防御策を施し、割るための敷居を少しでも上げておくことが必要だと思う。
ニンテンドーDSなどは割れ対策が行われていなかったため、マジコンで散々な目に遭ったのは社会問題化したので皆さんもご存知だろう。

つまり、「割れ」というのは早かれ遅かれ防げないことだが、簡単に割らせないように少しでも敷居を上げて割る人間の数を減らすということが大事であろう。

ブルーレイなどはDVDの海賊版が世界中で出回っている反省から割れ対策が非常に厳しいメディアである。
パソコンを使ってDVDをコピーするのは簡単にできるため、おそらく多くの方がやったことがあるのではないだろうか。

しかしブルーレイを同じようなノリでやろうとすると、そうはいかない。
ブルーレイはコピー対策がアップデートによって定期的に更新されるからである。
ブルーレイ再生の際の起動の遅さはそのせいなのではないかと私は以前から思っている。
観ようと思った時に気軽にパッと観れないというのは、ある種本末転倒な感じさえする。

メーカーは割れ対策のために多少なりとも防御策を施し、割れに対しての敷居を上げておくことが大事だと先ほど言ったが、これはやり過ぎだと思う。
事実、ブルーレイは今でもたいして普及していない。
それはレンタルビデオ店に行けばそれは容易にわかる。
DVDにくらべてブルーレイのソフトの数が明らかに少ないからだ。

ブルーレイは今後もたいして普及せず、DVDの後継メディアにはならないのではないかと個人的には思っている。
だから私はブルーレイを人にお勧めはしない。
要するに昔で言うと、レーザーディスクである。
マニアだけが自己満足のために購入する程度で終わるのではないだろうか。
ビットレートの太さからくる高画質さは抜群なんだけどね。

でも、おすすめしません。