「永江一石のネットが面白くてナニが悪い!!」を購入・完読したのでレビューしてみる

電子書籍
ご存知の方も多いと思いますが、永江一石(ながえ いっせき)さんというWeb専門のコンサルタントの人がいる。
永石さんと呼んではいけない」というのは、ファンや支持者の間で有名である。

この永江さんのブログはとても人気があり、今SimilarWebで測定したところ月間150万ぐらいの訪問者があると表示された。
永江一石ブログ
話が逸れますが、このSimilarWebの「Total Visits」は「トータルでの訪問者数」を表しているらしいのですけど、実際にはページビューの数値に近いのではないかと、私が自分の管理しているいくつものサイトを測定した結果から思います。

まぁどちらにしても、永江さんのブログが膨大なアクセス数を誇る人気ブログであることに異論の余地はないでしょう。

「集客コンサルタント」を名乗るインチキくさい人をFacebookやアメブロでよく見かけたりしますが、この永江さんに関しては本物のコンサルタントと言えるのではないでしょうか?
現実に上記のようなアクセス数を得られている個人ブログは限られますからね。

ブログのまとめ本について

今回紹介する電子書籍「永江一石のネットが面白くてナニが悪い!!」はこの永江さんのブログのまとめ本になります。

つまり、上記のブログをすべて読んでいる方なら、わざわざこのまとめ本を買う必要はない。ということになるのですが、過去5年以上の期間にわたって1000ページ以上あるブログなので全部読むのは大変、または昔読んだものを忘れている人のために、このようなまとめ本を買う価値があると言えるでしょう。

また、1つ1つのエントリー(記事)の終わりに編集後記が追記されており、昔書いたブログ内容について現在どのような見解であるかを知れるのも、このまとめ本を買うメリットです。

実際にすべて読んでみて

実はこのまとめ本、トータルで4840ページもあります。
ある程度読んでは休憩し、また読んでは休憩し、を繰り返し、ようやくすべて読み終えました。
私は本を読むのがあまり早くないので、数日がかりです。

それでも読み始めると内容が面白いので、4840ページもあるとは思えないぐらい意外にスラスラ読み進めていけます。
私はブログのほうでほぼすべて読んでいたつもりでしたが、それでも初めて読む内容が1つだけあったので、それは読み逃していたのかもしれません。

各話の後にある4コマ漫画もアクセントとして良いです。
個人的には、とあるキスシーンで、
キスの擬音
擬音が「ズキュゥゥン」だった点が良かった。
わかります。キスの擬音は「チュッ」や「ブチュー」ではなく「ズキュゥゥゥン」が正解でしょう。
kiss
(ジョジョの奇妙な冒険・第1巻p.81より)

また、各エントリー(記事)はそれほど長くないので、目次にある各エントリー(記事)のタイトルから読みたいものだけをピックアップして読んでいくのも良いでしょう。
電子書籍ですから、目次から1回タップするだけでそのエントリーまで一気に飛べます。

余談:永江一石さんについて

読むとわかりますが永江さんのブログは非常に個性が強いので、支持者がたくさんいると同時に、アンチもたくさん生まれるのではないかと思います。
個性が強く出るような書き方をしているのは「ファンやリピーターを増やすため」または「アンチの力をも利用してソーシャルでの拡散を狙うため」とも取れます。

もちろん私は支持者であります。
私のNexus7にインストールされているKindleアプリはこのように永江一石専用アプリと化している。
Kindleアプリ

私個人の主観で言わせてもらえば、永江さんはとても怖く、厳しい方のように思う。
ずっと前からブログを読んでいてそう思うぐらいですから、永江さんを批判するような内容のブログやコメントなどがネット上にあるのも不思議ではない。(検索で見つけたことがある)

が、しかし。

それでも私は支持している。
なぜなら、永江さんは基本的に正直な人だと思うからです。

以前、こんなことがあった。
永江さん自身がプロデュースした蟹を題材にしたサイト(以下、蟹サイト)がある。
このサイトを本人がブログ上で初めて宣伝した際、私はTwitterで、

「今回ブログで宣伝する前までは、毎日どのぐらいのアクセス数があったのですか?」

と質問した。
補足:ブログ上で宣伝する前から蟹サイトが存在・更新され続けていたのはサイトマップ(sitemap.xml)で確認しました。

そして、永江さんからの返答は「もちろんまったくないですよ。たまに検索から来るぐらい。」だった。

アクセスが全然ないのにあるように見せかけ、儲かっていないのに儲かっているように見せかける詐欺コンサルタントや詐欺セミナーが多いネット界において、たとえ自分のサイトでも「ないものはない」と多くの人が見ている公共の場(Twitter)でハッキリ言える人はそうはいないのではないでしょうか
関連ページ:インターネット上によくいる詐欺師あるある

そのような正直な方だからこそ、読む価値があるのです。
このまとめ本も価格が安いから大きくは儲からないそうです。本業のコンサル依頼のための宣伝になれば良いらしい。おそらく本当なのでしょう。

追記:具体的ないきさつはここでは書けませんが、過去のやり取りから私は永江さんに感謝しています。

追記2:ここの部分は「者」の誤植だと思います。どうでもいいぐらい些細な点ですけどね。
誤植