お客さん側で自由に更新できるホームページとは
- 公開日 : 2012年10月10日
- カテゴリ : Web制作
私の制作するホームページ(Webページ)というのは基本的にお客さん側での更新ができない。(2014年追記:最近はこのブログも含め、WordPressで作っているのでできます)
本来、Webページを更新するためにはそのページのHTMLを書き換える必要があるために最低でもHTMLの知識が必要になるし、場合によってはそれに付随してCSSの知識やJavaScriptの知識が必要になる。
そういったWebページを「静的なページ」と呼ぶのだが、しかし世の中にはお客さん側がWebブラウザ上で操作をすることで更新できるWebページ(動的なページ)も存在する。
そういったものをCMSと呼び、ブログやFacebookなどがそれに含まれる。
自分で更新できるホームページとは?
「自分で更新できるホームページ」という宣伝文句を見たことがある人も多いと思うが、あれはどういう仕組みかというと、要するにブログをホームページっぽい見た目に改造しているのだ。
なので見た目は普通のホームページなのだが、管理者はブログを更新するかのような操作、つまりWebブラウザ上での操作をするだけでホームページの中身を更新することができる。
自由に編集できる範囲は限られる
とは言ってもページの中身をなんでもかんでも自由に変更するためにはかなりのカスタマイズスキルが必要になるので、一般のお客さんがそれを行えるかというとまず不可能だろう。
一般のお客さんはある程度限られた部分だけの更新(特定の部分の文章の変更や画像の追加程度)が自由にできるというのが現実である。
それらのページのレイアウトを自分の好みに変更したり、色やデザインを変更するのにはやはりかなり特化したスキルが必要になる。
わかりやすい例で言うと、これを読んでいる人の中にも自分のブログを持っている人がいるかと思うが、そのブログを自分の好きなデザインやレイアウトなどに自由に変更できるか。という感じに近い。
普通の人は最初から用意されている別のテンプレートデザインに変更できるという程度だろう。
どの部分も自由に編集するためには専門知識が必要
しかし、さほど特化したスキルのない私でもアメブロやFC2のような一般的なブログであればレイアウトの変更やデザインの変更ぐらいはだいたい自由にできる。
つまりテンプレートとして用意されていない独自のデザインにすることができる。
私のような特別に特化したスキルがなくても見た目の変更ぐらいはそのように自由にできるのだが、ブログのシステム部分までを自由に変更できるかというとそれはできないことのほうが多いのが事実だ。
しかしそれらも自由にいじることができる「特化したスキル」を持つ人もいる。
そもそもアメブロやFC2のようなブログはシステムの部分をほとんどいじれないようになっているのだが、世の中にはシステム部分までもをも完全に自由にいじれるブログも存在する。
そして、そのシステム部分までをある程度自由にいじれるぐらいのスキルがなければ、元々ブログだったものをブログだとは感じさせないぐらい完全にホームページっぽく見せるのは難しい。
私程度のスキルの者がそれをやれば、「あれ? これはブログなのかな!?」という匂いがどうしても残るページになるのがオチだろう。
疲れた。
話が長くなってしまったので次回に続く。
- 専門的な知識がない人がホームページを更新するには?
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