クソなブログやホームページとは

ブログ
今このページを見ている人はすでにわかると思うが、このブログデザインがとても簡素である。(→2013年1月12日 デザイン変更しました。)

もちろん時間をかければもっと見栄えの良いページにすることも可能なのだが、とにかく面倒くさい。
このブログだけでなく私のホームページのほうもデザイン面で疑問を持っているが、同じ理由でずっと放置し続けている。

お客さんのホームページの場合はそんなことを言っていられないので可能な限りきちんと画像を作ったりして見た目も丁寧に作るのだが、自分のページとなるとそこまでしなくてもいいんじゃないかとさえ実は思っている。
特にブログなんてものは、アクセスしてくる人が欲している情報を容易に得られればそれでいいじゃないか。というのが私の個人的な持論だ。

ホームページやブログなどのことを正式にはWebページと呼ぶが、Webページというものは本来は情報を得るためのものであり、見た目なんてものは飾りでしかないのだ。
Wikipediaなどはその象徴のようなものである。
デザインなんてものは無いに等しいが、その情報の質や量ですさまじいアクセス数を得ているであろうことは容易に想像がつく。
あれこそがWebページの本質なのだ。

私が嫌いなクソサイトたち

しかし一般の人にはそれが理解できず、見た目をどうしても重視する傾向がある。
と言うか、見た目だけで決めつける場合が多い。
事実こんな主張をしている私でさえ、見た目があまりにも酷いページ(具体例は後述)を見ると、

「クソだな。」

と言ってページを即閉じる。
場合によってはタスクマネージャからブラウザを強制終了させてでも閉じる。
とにかく1秒たりともそんなWebページを開いていたくない。というほど嫌いだ。
誤解のないように「見た目が酷いページ」というものの具体例を挙げると主に以下のようなものである。

  • ・ウザいFlashやgifなどの動画。
  • ・目がチカチカするような色遣い。
  • ・文字の大きさがあちこちで極端に違う。
  • ・背景画像に写真を使っていて文字が読みにくい。

デザイン以外に関して言えば、以下の項目に該当するサイトもウザいのでクソだ。

  • ・音楽が勝手に鳴る。
  • ・右クリック禁止。
  • ・マウスカーソルに不必要な演出。
  • ・リンク先がいきなりpdfファイル。

要するに、閲覧したユーザーが「ウザい」と感じるようならクソサイトと言っていいだろう。
逆に言うと、「ウザい」と感じる要因さえなければ簡素過ぎるデザイン、つまり高品質なデザインである必要はないのではないだろうか。

私が好きなサイト

思い出のファミコン
私が個人的に好きなサイトの1つに「思い出のファミコン」というサイトがあり、ページ内のデザインなどは非常に簡素なものなのだが、そのコンテンツの充実度や内容などは素晴らしいものがあり、2012年には書籍化までしている。(Amazonでのページはこちら)

書籍化するってのはスゴイことだし、Webページにおいて最も重要なものはデザインではなくコンテンツである、ということがとてもよく顕れている例と言えよう。
このようなページこそがWebページの本質であるのではないでしょうか。

追記:別に私はWebページのデザインには価値がないと言っているわけではなく、デザインの優れたサイトなどを見ると感動があるのも事実であるが、しかしそれはあくまでも充実したコンテンツがあってこそ初めて評価されるべきものではないか。と思うのです。つまり優先度の問題である。